RAHDXG.A.NEO 機動戦士ガンダム セイラ・マス

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メガハウスのエクセレントモデル RAHDXG.A.NEO 機動戦士ガンダム セイラ・マス です。
素晴らしい!見事な出来栄えです!
表情といい、ポーズといい、高評価も納得です!
原型師様に心から敬意をはらいつつ、早速分解させていただきます!
コンパチ使用のため、すでにこの状態です。

このままケトルに放り込みます。

分解しました。

腕は手、袖、制服部分の3ピース構造。
それぞれ分解済みです。

セイラです。何処からどう見てもセイラです。(^-^)//””パチパチ

アイプリも綺麗です。o(^-^)oニコ

コンパチ使用は、魔改造泣かせです。(;^_^A
裸にするには、どれかを選ばなければなりません。

頭部もそうですが、とても困ります。(;´д`)トホホ
どうしたものか・・・

案の定、見事なお尻をしています。

造形も見事です。(^-^)//””パチパチ
在る所にちゃんと在ります。(^-^)//””パチパチ
ピッチピチの制服、まったくケシカランデザインです。脱ぎ脱ぎさせます。( ー`дー´)キリッ

このクネッとした感じが、たまらなくカワイイです。(*´∀`*)ポッ

まさに名品と呼ぶにふさわしい出来に、気の引き締まる思いです。(^。^;)

先ずは、ダボ周辺に残った瞬間接着剤のカスを綺麗にします。

組立がし易くなります。

ダボ穴も格闘の痕跡が残っている場合が多いのでダボと合わせてクリーンナップします。

綺麗になりました。

続いて腕の改造に入ります。
腕の素肌化がある場合は先行して行います。
一体、別体に関わらず、取り回しが忙しくなるので、単体のうちにある程度やっつけてしまいます。

袖が無いと”手”が不安定になります。
無くても安定して接続できるようにダボを再構築します。

ちょっと破損気味です。
こちらは”敬礼”タイプの腕に付き、頭部との位置関係が非常に重要となります。( ー`дー´)キリッ

汚してはいけないので、フィルムで保護してます。
位置関係を見ながら慎重に作業します。
もう片方の”ピストル”タイプは、そんなに気にする必要は無いでしょう。
ダボもしっかり残っていますし。(;^_^A

何だか不格好なダボですが、これでダボ穴にはぴったりなのです。

袖が無くてもばっちり決まります。o(^-^)oニコ

カ、カワイイ(*´∀`*)ポッ 早く裸にしたい。(*´m`)ムフフ

腕の素肌化に入ります。
コンパチを含めて3つ・・・腕は意外と難しいパーツでもあります。(;^_^A
先ずは制服から削り出して、イメージを見てみます。

PVCからでも素肌化出来ますが、微妙な加工が不向きです。

袖をどうしようか迷っていました。
カフス見たくなればと仮組みしてみましたが・・・
・・・リストバンド見たい・・・しかもウェイト入りのごっついヤツ・・・(;^_^A
コレジャナイ感がハンパないっす。(;^_^A
ちっとも可愛くないので辞めます。

ざっと削って仮組みしてバランスを確認します。

コンパチ機能は何とかして残したいです。
その場合、全裸ではできません。(´-ω-`)う~む

レイコ・ホリンジャーみたいにしようかな~。

これなら、頭部も腕も差し替えが可能な”きっかけ”があります。

腕の接続位置はオフセットが必要かもです。

ベルトもエッチっぽくてイイかもです。(*´m`)ムフフ
もちろん造型自体は裸で、塗装もスケスケで・・・(*´m`)ムフフ
・・・と、思案中です。(´-ω-`)う~む

下半身をくっ付けてしまいましょう。状況に応じて別々に進める事もありますがセイラの場合は問題ないでしょう。
隙間トラップには注意をしなければなりません。

アクリルレジンを隙間に流し込み強力に接着します。もう取れません。

予備削りしていたら”穴”あいちゃいました。(ゝω・) テヘ

パテを盛るために実際のボディラインより数ミリマイナスにしていくのですが、フィギュアは肉抜きされている事が多いので、この様にぶち抜いてしまう事が多々あります。(;^_^A
いつもの事なので、パテで充填します。

下半身はピッチピチのエロパンツなので、皺を無くすだけで、かなり素肌に近づきます。

閉じぎみの脚は厄介です。ガバーっと開いてくれてると、とてもありがたいのですが・・・
くっ付けるのはしばらく先にして、出来る事をやってしまいます。

ダボをもう少し信頼性のあるものにします。
大抵の場合、ブカブカでスカスカです。周辺を削ってしまうと遊びが生まれて位置が定まらなくなってしまいます。
セイラは片足固定タイプですが多くのフィギュアは両足固定タイプです。
パーツのずれは固定に直結するので、表面的な改造の前に構造的な改造を済ませておかなければなりません。

パテで再構築してピッタリにします。

その際、この様に穴の中に小さな窪みを作ってやります。
離型して、パテを盛ってムニューっとします。
硬化後。

完璧にトレースされます。カチッとハマります。o(^-^)oニコ
周囲をどんなに削っても再構築したキー付きのダボがしっかり固定してくれます。

セイラ、ニーソにします。( ー`дー´)キリッ
ニーソにはちょっと大人っぽすぎるかもです。(;^_^A 似合うかなー?
でもニーソのセイラがとってもみたいです。(*´m`)ムフフ

ニーソによって別パーツ化出来れば作業性が飛躍的に向上します。
もちろん別パーツ化にはとても手間がかかりますけど。(;^_^A

ニーハイですね。これくらいが好きなもので・・・(ゝω・) テヘ
ぶった切りますが、何の準備もなしにやってしまうと、取り返しのつかない事態に陥ります。
想定する分割線を挟んで、アルテコパテでマーカーを打ちます。

左右それぞれ上下に3つ、そして裏表、計24箇所。
それらをカバーするようにパテを盛り付けます。
ポリパテはPVC素地に対して食いつきが良くありません。
ワセリン程度で十分でしょう。

パテにトレースされています。裏と表、これがガイドとなります。
切断して独立してもガイドにはめれば元の位置関係に戻せるのです。
それではぶった切ります。( ー`дー´)キリッ

硬質樹脂製の芯に軟質樹脂のハイブリット。おまけに鉄線入り。もう大手術です。
鉄線をかわしながら新たにφ1.5真鍮製のダボを打ちます。

2本は無いと不安です。鉄線が無ければ4x4角棒を打ち込めるのですが、今回は仕方ありません。
丸棒でも2本打てば位置関係が狂う事はありません。

腕は素肌化するので、手はくっつけてしまいます。
パテ盛りの為にアウトラインをマイナスにします。

ボトムに比べると腕は割とゆったりです。
こういうケースは素肌化が難しいです。
PVCの塊から何処に素肌があるか探りながら想像しながら削るわけですが、その際、頼りになるのが肘です。
曲げた肘は素肌のアウトラインと同じといえます。肩もほぼアウトラインといえます。
手首から肘、肘から肩とそれぞれの起点を人体構造に基づいて削り自然なラインにしていきます。

盛り代の分マイナスしてほっそりしてます。

ニーソ部分を先に仕上げます。

素肌との境になる部分、溝にして素肌が少し”IN”してる感じにします。
もうマーカーも不要ですね。

下半身の肉盛りを考慮して、1mmくらい皮削ります。

こういう時は切削力の高い超硬を使用します。

一回り小さくなりました。

こちらも一回り細くなってます。

仕様上、なかなか先に進む事ができません。
特に腕回りは、難航しています。

既存の分割位置より内側(首より)オフセットしています。
ノースリーブという体です。
これにより塗装が別々で行える事が出来、作業性がUPします。
ただし、たいへん手間のかかる作業を経る事となり、作業の進み具合はDOWNします。(;^_^A
先に腕の分割線を決めて、それに合わせて、本体のノースリーブラインを成形します。

注意すべきは、位置関係が狂ってしまうことにあります。
予め内部のダボに手を加え、外側の改造の影響を受けないようにしてあります。

いったん硬化させます。
離型処理がしてあっても密着しているので、外さなければ外れません。
その間に、腕からの繋がりを成形していきます。
削りで成形出来れば問題ありませんが、”足す”場合は、厄介です。
分割前提なので、ラインをまたいで盛る事ができないからです。

襟のアタリが取れたので、首の造型が出来ます。
先に造型をしてしまうと襟が正しく乗らなくなってしまい、位置関係が狂ってしまいます。
塗装の作業性は飛躍的に向上するものの、それまでの準備にとても手間がかかります。

それでもマメに襟を合せながら作業します。

背中の造型です。
腕の振り方が異なるので、表情にも違いが出てきます。
肩甲骨は特殊な動きをする上に、周囲の筋肉も複雑なので、お腹側よりもはるかに難しい場所です。

先ずは背骨の窪みから。ここはそうそう変わる事は無いので。

左腕はやや後ろに回しているので、左の僧帽筋がちょっと盛りあがります。
一方右手は敬礼しているので、伸展します。セイラの肉付き考慮しながら、トーンを調整します。

セイラの様に元々服を着ている、”被服”系の素体で良く起こるのが・・・

ボディーラインを出そうと削っていると、ぼんやりと浮かんでくるPVC。
そのまま削っていっても素直に削れてくれるわけではなく、周囲のパテばかり削れ、どんどん出っ張ってきます。
そういう時は、ごっそり削って取りはらいます。”PVC退治と”呼んでいます。
虫歯の治療と似ています。
「え!?そんなに削るの?」ってくらい豪快に削られる”あれ”です。(;^_^A

エポパテなので、硬化に時間がかかります。
頻繁に起こればその都度盛りなおして硬化を待たねば先に進めません。

脇の下にも同じ事が言えます。

脇をしめた状態では、お肉がプニュっとなる事があります。
”脇プニュ”といいますが、その造型の際にPVCが露出してしまいました。

デリケートで繊細な場所だけに、ごっそりといっときます。

局所的にパテで造型します。

分割ラインが近くやり難いです。(;^_^A
盛り4:削り6なので、こんなもんです。

一先ずはこれくらいにしておきます。

ボディーラインが見えてきました。
ノースリーブのラインもこれくらいでイイでしょう。
これに合わせて改めて、腕の接合ラインを調整していきます。ε=( ̄。 ̄;)フゥ


なかなか進みません。(;´д`)トホホ

離型して、隙間にパテを充填します。

しっかり押さえながら、”浮き”が起こらないように。

ここまで来ても、気が付くと”ヤツ”が現れます。

顔料を練り込んでいるお陰で、白のPVCはすぐに分かります。
大抵パテが余るので、盛り付け作業のついでに一通り見つけ出し潰しておきます。

概ねボディーラインが出来あがりました。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
とりあえず敬礼Ver.で。

あちこち、くっ付いていないのでマスキングテープで失礼します。(;^_^A



セイラ、自立しそうでしないです。

襟は残しで。

このままでは裸なので、レイコ・ホリンジャー風にディティールを加えていきます。

脚元はニーハイにしました。好きなもので・・・
これにより本体とは別々に塗装が出来るので、作業面でもグッドです。o(^-^)oニコ


分離した、脚にちょっと肉盛りして、ムニッとした感じを出しました。

今回は、裸ではなく”制服”です。造型は素っ裸ですけど。(ゝω・) テヘ
なので、ここから、部分的にディティールを加えていきます。
腕ぐりを一段削ります。

0.8mm半丸を這わせていきます。

ここまでが制服になります。

ちょっと頭を乗せてみましょう。

o(^-^)oニコ
別パーツの肩章も乗せてみました。
こんなドスケベな恰好でも一応は”制服”という体なのであったほうがイイですね。(;^_^A

ベルトを付ける事で、さらにドスケベ度が増します。(*´m`)ムフフ
早速新調しましょう。
既存のベルトについていた小物は流用出来そうです。o(^-^)oニコ
不要な部分は削り飛ばしてと・・・あっ!
リューターの回転に食われて、何処かにすっ飛んで行ってしまいました。
一瞬のうちに視界から消えました・・・
確かに床に落ちた音がしたので何処かにあるはずです!
ガサ・・・ゴソ・・・(捜索中)
ガサ・・・ゴソ・・・(捜索中)
ガサ・・・ゴソ・・・(捜索中)
・・・
全然見つかりません・・・
・・・
・・・見つからないので、複製します。(;´д`)トホホ

腰の両側にあるパーツです。
幸い、反対側は残っているのでこれをお湯○で型取りします。

トレースが不十分だといけないので念のため3つ取ります。

エポパテで抜きます。

この中からコンディションの良いものを2つ使います。
既存のパーツは使いません。

小さく単純なので、簡単に複製できます。

概ね形状が出来あがりました。
ε=( ̄。 ̄;)フゥ
地味ですが、改造の程度は結構なボリュームです。

こうして見ると、裸にしか見えませんね。(;^_^A

これでも制服を着ているという体です。(;^_^A

ピッチピチの競泳水着みたいです。(;^_^A

右腕はノースリーブのラインで交換できます。
もちろん、頭部も交換出来ます。

ムチムチした、セイラも良いものです。ルン(*’∪’*)ルン♪

ハイレグ仕様です。(*´m`)ムフフ
この辺りで色分けをする予定ですが、境をどうするか・・・
溝を掘って凹モールドにするか、凸モールでにするか・・・あるいは何もしないか・・・デリケートな場所だけに悩みます。

レイコ・ホリンジャーはフルバックでしたが・・・

セイラぐらいの”デキル女”になると・・・

これくらいがちょうどイイでしょう。(*´m`)ムフフ
こっちの方が動きやすいし、食い込んできて指で直す必要もありません。
なんせ、すでに思い切り食い込んじゃってますから。(ゝω・) テヘ

ようやく塗装に入れます。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
セイラ、塗装は楽です。o(^-^)oニコ
先ずは小物から。

ソックスは白ベースのパール&半艶。

続いて素肌の塗装をします。

白で戻しながら、レイヤー塗装をしていきます。
とりあえず”裸”にします。

制服を着ているという体ですので、上から色を乗せていきます。
マスキングをして

セイラはピンクなので、ピンクパールで決まりでしょう。( ー`дー´)キリッ

ε=( ̄。 ̄;)フゥ
塗装が終わりました。
あらかた組立は終えています。

セイラ、完成しました!
☆⌒v⌒v⌒ヾ(≧ω≦)ノヒャッホーィ♪


はっ!
こんなドスケベ変態制服では、ホワイトベースに乗船できません!

みだしなみを整えて・・・

これなら大丈夫です。(^。^;) ホッ






大丈夫ですよ。見えてませんから。(;^_^A
肩章は流用、オッパイパーツは軟質素材で新調し、それぞれ裏面に粘着処理をした貼り付け式です。

オ○○コもちゃんと隠さないと規則違反となります。
オ○○コパッドも軟質素材製の貼り付け式です。

ベルトは軟質素材で新調しました。
パーツは流用。一部複製。

取り付けは真後ろ。

粘着処理を施したべロがあり、ぺたっと貼り付けます。
お尻にも貼り付け式の三角のパーツがあります。
一応、前と繋がっているという体で・・・
この様なポーズだと実際に造型するのは無理です。(;^_^A
そんな時は脳内で補完する事にしています。(^。^;)

頭部も腕も交換可能です。

腕も頭もダボきつ過ぎです。(;^_^A セイラ、怪我しちゃいます。
あんまりきついので少し削って差し込み易くしました。

以上、エクセレントモデル RAHDXG.A.NEO 機動戦士ガンダム セイラ・マス でした。