Hdge technical statue No.17 甲鉄城のカバネリ 無名

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Hdge technical statue No.17 甲鉄城のカバネリ 無名 美樹本晴彦完全監修Ver. です。

アニメではがっかりなショートパンツでしたが・・・
w(゚o゚)w オオー!

まさか・・・履いてない・・・


w(゚o゚)w オオー!

(*♥¡¡♥)

なんすか!これっ! 鼻血ドブシャ(*´ノi`)・:▃▃▃▅▆▇▉
ケ、ケシカラーン!!
ちょっと、拝んでおきましょう。(-∧-)合掌・・・
たいへんおいしゅうございました。m(_ _)m ペコッ

早速分解します。
くっ・・・これは・・・

太腿、スネ、どちらも硬質樹脂製です。
経験上、この組み合わせは分解不可能です。
幸い、ソックスは軟質性なので、強硬手段を取ります。

モールドの緩い所でカットし、一旦取り外します。こうする事で脚の差し込みダボを露出させます。

分解しました。

脚以外は問題無しです。

とってもカワイイですね♡

アイプリもきれいです。o(^-^)oニコ
チョーカーなので改造にも優しいです。

無名たん、かなりのモノをお持ちです。


まったくケシカランオッパイです。ヽ(`Д´メ)ノ プンスカ!

腕も、別パーツなので、作業性抜群です。無名たん、イイ娘です。o(^-^)oニコ

ここは素肌にする事も無いでしょう。

この蒸気機関がなかなか良く出来ています。

これを外しては無名の魅力も半減してしまいます。
直接は痛そうだし、熱そうだし、コルセットに装着されていますので、これをどう裸に付けるか・・・

なかなか、強敵ですね。無名たん。

スカート取っ払うと、こんなにエッチになります。


(*´m`)ムフフ
褌かと思いきや・・・

パンツでした。(;^_^A

破損です。(´・ω・`)ショボーン

上が無傷で外せたモノ。したが途中で折れてしまったモノ。
うっかりやってしまいました。硬質樹脂製だったとは・・・何とか修復しなければ。

さて、問題の脚ですが、何としても分離させねばなりません。作業性に雲泥の差がありますから。

青い帯をずらして。この辺りで切断しましょう。
金属芯が入っているので、周りの樹脂だけ切ります。

やや!?スポンと抜けました。
芯自体は接着されていなかったようです。

完璧に元に戻す事も出来ます。パテで差し込みダボを新造する手間が省けました。

ボディーの改造をします。

まず不用な部分をカットします。
スカートも不要です。但しスカートはスペーサーの役割も兼ねていますので、不用意に抜くと胴が短くなってしまいます。
スカートありきでコルセットと下半身を接着して・・・

カッターで切れ目を入れたら・・・

引き抜きます。

この通り。
フィギュアの差し込みは形状がアバウトなので、スカート付けないで差し込んでしまうと、1、2mmくらい奥にはいってしまうのです。

ボディーの肉盛りの前に不要なディテールを切り飛ばします。

完全に原型留めていません。もう誰だかわかりません。(;^_^A

パテをざっくり盛り付けます。

腕も脚も別パーツだと手返しが楽で作業がはかどります。o(^-^)oニコ

プリッとしてカワイイお尻でも、あくまでスカートから見える”カワイイお尻”です。

全裸のお尻とはだいぶ違います。

このお尻、左右対称にこだわり過ぎです。
お尻は筋肉なので股関節の動きで表情が変わります。ポーズによって左右非対称になるのです。
右脚の様に股関節から脚を上げていた場合、筋肉が伸展しているので出っ張る事はありません。
斜線の部分が過剰に盛られています。

通称、”でっ尻”です。”プリッ”と”でっ尻”は違います。

過剰な部分を削り落します。
横からだけでなく、後ろ、正面、真下、斜め、あらゆる角度から判断します。

ボディーの造形の際には、所有する数万枚にも及ぶ膨大なエロ画像・・・資料の中から似たようなポーズをしたモデルを探します。

このポーズが参考になりますね。その他の角度は、オマ○コモロ見えなので。(;^_^A
この様なリアルポーズを元に、骨や筋肉の自然な動きを再現します。
癖のあるポーズは空ではなかなか難しいです。まだまだ修行が足りないようです。(;^_^A

アウトラインに目処が付いたら、さらに1mmほど削ります。

表面をすべてパテにするのが理想です。無名は素肌面積が少ないのでパテ化に向いています。

一段削って、パテを盛る”パテ代”が確保出来ました。

パテの荒削りをしているとPVCが露出してくる事があります。
虫歯治療のように、一旦掘り下げ改めてパテを盛り直します。

下地処理の際、サフに含まれる溶剤がパテとPVCでは吸込みが違う為、うっすら跡が浮き上がる事があります。
パテで完全にPVCを抑えるまで続けます。

アウトラインがが出ました。
アウトラインは体の基本シルエット。オッパイは含まれません。






骨格や筋肉を人体構造に基づいて再造型し、出来あがった胸郭にオッパイを乗せてやります。
オッパイは胸郭が出来てから作らないと綺麗に出来ません。
無名ならこれくらい腹筋があってもイイでしょう。

あまり切れすぎると、周りの筋肉も合わせなくてはならず、キャミィみたいになっちゃいます。
僅かに腹筋を感じさせる程度で十分です。
へその上の穴、PVCが露出したので盛り直したつもりが、内部の空気が膨張してお餅のみたいに膨らんでしまいました。もう一度削って漏れないよう瞬間接着剤で目止めしてからパテで補修です。

おっぱいは左腕に押されてムニュっとなっているので、腕を付けての成形になります。

腕には予め離型処理を施し、エポパテがくっ付かないようにします。
形は違っても左右で、同じ質量にするのが難しいところです。

ボディーらいんが出来あがりました。






躍動感にあふれたポーズがカッコイイですね。o(^-^)oニコ


ムニュっとなってます。 残念なのは先っぽが見えな事です。(´・ω・`)ガッカリ…

分解の際の破損した右足のパーツを再現します。

真鍮線で作ります。
φ1.0なら加工も容易です。元絵を参考に曲げて連結部はプラ棒で作り起こしました。

まったく遜色ないレベルです。o(^-^)oニコ

ボディーは下地処理に入ります。
差し込みダボや接続面にはマスキングをします。
サフといえども当たりに影響が出ます。


ざっくりテープで覆ったら、残りはラテックス系のマスキングゾルで。

さて、問題の「背負い機関」に取り掛かりましょう。
コルセットの様な装身具に付いているようですが、はっきりした取付は良く分かりませんね。(;^_^A
いずれにしてもコルセットは再現したほうがイイでしょう。
基本裸なので、キャストオフ仕様にします。
下地を済ませたボディーに入念に離型を施します。PVAを2度塗りして保護します。
薄く均等に圧延した軟質エポキシパテを巻き付けてコルセットのベースを作ります。

元絵や設定資料などを参考にしつつボディーに合わせラインを整えてます。

軟質製なので、こんなことしても全然へっちゃらです。o(^-^)oニコ

コルセット、結構ディテールが細かいです。なるべく踏襲したいと思います。
幾つかのプラパーツを流用し、だいぶそれらしくなりました。(;^_^A それらしくなればOKです。


こういうのって、フィギュア毎に色とか形が全然違ったりします。

腰から出た金色の棒も何とかしましょう。

これがどんな役割なのか解りませんが、コルセットにくっついたパーツのようなので。
コードを使えば柔軟性も持たす事が出来ます。ある程度のくせも付くのでちょうどイイでしょう。
連結部分はプラ棒から削り出したもの、接着するよりコードの軟質性を利用して取り外し式の方がイイでしょう。

コルセット、どうにか出来あがりました。こういうの本体より難しいです。(;^_^A

実際どの様に背負い機関がコルセットに付いているか調べてみたものの、どうもぼんやりした感じで決め手に欠きます。
漫画やアニメならともかく、レイヤーさんはどのようにしているのでしょう?結構ガッツリ腰に取り付けないといけないくらいごっついものです。
細かい事考えていると作業が進まないので、元の状態に近ずける形でいきましょう。
硬質製の背負い機関を軟質素材に直接くっ付けるのは、軟質部分が裂ける危険性があるので別の方法にします。
そういう時はネオジムがイイでしょう。o(^-^)oニコ

背負い機関の上方にネオジム分穴を掘り埋めます。
一方、反対側は・・・
薄いコルセットにネオジムを仕込むのは不可能です。
コルセットではなくボディーに仕込みます。

こちらもネオジム分穴を掘ります。

背骨の凹みから0.5mmほど深く埋設し、パテでもう一度素肌を再建します。
外見上、完全にネオジムの痕跡が分からなくなるわけです。
ネオジム同士なので強力に引き合います。ピクリともしません。o(^-^)oニコ
腰から延びたバーは背負い機関が装着されていると上にくるようです。

背負ってなくてもこのバーが付いている画像があったのでこのバーに何らかの方法で固定されているようでしょう。

背負い機関とコルセットを別々にして、全裸の無名たんを堪能できる仕様なので、設定の完全再現は不可能です。・・・にしてもお尻、熱くないのかな?(;^_^A

塗装に取り掛かります。
塗装は下地が前提です。いきなり素地に塗っちゃダメです。
背負い機関も部分的にリペが必要になるので下地が必要です。
ほとんど出番の無い黒サフ。

たまーにしか使わないけど、ないと困るのが黒サフです。
金や銀の下地には黒を使うのが一般的です。

コルセットも塗装しなければいけません。ただ、軟質性の素材は扱いと塗装の仕方に注意しないといけません。
本体に使用するアクリル系のサフとは別の、柔軟性のあるサフを強力なプライマーを塗布した表面に吹きます。
塗料もPVC用の柔軟性のある塗料を使い、ある程度の曲げに追従するようにします。
金色の部分はポンチで抜いたマスキングテープを貼れば綺麗な円になります。

絶対に吹き漏れが無いように念入りにマスキングをします。
金が吹き終わりました。

設定ではコルセットの後ろ側に青い紐が付いています。
ディテールも造形しているのでこちらのマスキングをします。

漏れの無いように。細く切ったマスキングテープで縁取りをして、それ以外はラテックス系のマスキングゾルを使用します。テープ系は剥がす際、稀に塗膜が持っていかれる事があります。その点ラテックスはその様な事はなく、塗膜にダメージも与える心配もありません。ただし、乾くのに時間が掛かるのと、あの強烈な臭い・・・

ボディーの塗装です。
白の下地の上からさらにベースホワイトを吹き徹底的に白にします。下地の良し悪しで仕上がりが決まります。

ベースホワイトを吹くと艶が出てきます。
つづいて、乳首の塗装です。
フレッシュの前に色を付け、それごとフレッシュを吹くやり方です。

フレッシュで色が濃くなるので薄く決めます。

オレンジ系、赤系、どす黒系の3色の乳首ベースカラーをキャラクターのイメージに合わせたり、「アイドルだけど色素濃いめ(ゝω・) テヘ」とか状況に応じて選択し、吹き加減も変える事でバリエーションに富んだ乳首にします。
無名たんはうすーい感じイイかな♡

いよいよフレッシュの塗装に入ります。
なんせ薄いので決めるのには何十回も往復しないといけません。
まだまだ程遠いですね。(;^_^A

先に塗った乳首も”無名フレッシュ”とイイ感じで馴染んできます。
肌色の後に乳首だけ塗ると、変にピンクっぽかったり赤かったりと浮いちゃいます。
だいぶ、表情が出てきました。

体の凹凸や陰になる部分んを意識しながら吹いていく事で立体感が出てきます。
ε=( ̄。 ̄;)フゥ
無名たんの塗装が終わりました。

塗装後の接続が無いスタンダードなタイプは最近では珍しいですね。o(^-^)oニコ

背負い機関のコード、根元が断線していました。電飾用のコードを使用しているようですが差し込み部分の内部金属線が疲労断線しておりそこだけグニャグニャでした。

一旦引っこ抜いて穴を掘り直し、断線部分を2mmほどカットして改めて差し込みます。

こちらは差し込み式ですが、ゆるゆるでまったく機能しません。

そういう時は差し込み側に瞬間接着剤を塗ってやる事で簡単に修復する事が出来ます。
きつ過ぎれば削ればいいだけです。

無名、完成しました。☆⌒v⌒v⌒ヾ(≧ω≦)ノヒャッホーィ♪






気を付けないととオマ○コ丸見えいなので・・・(ゝω・) テヘ
台座、もうちょっとこだわってほしかったかなー。足元のエフェクトだけじゃなくて。
右膝の金具もバッチリ再現できました。

PVCのもっさり感はもはやありません。

あっ、こんな素っ裸ではカバネと戦えませんね。
早速装着してもらいましょう。
コルセットはフロントオープンです。前部分の裏に粘着処理を施してあります。

いかに柔軟素材でも最低限の屈曲で取り付けるようにします。
背中から慎重に取付け、お腹にペタっとくっ付けて・・・


腰のバーを付けて・・・

体型に合わせてああつらえたので、ピッタリジャストフィットです。o(^-^)oニコ
続いて背負い機関を装着します。

コード類はひとまず外しておきます。
この丸い部分がネオジムです。色こそ塗ってありますが、ほぼ”直”です。

これを背中に近づけると・・・

勝手に、強力にひっつきます。
奇跡の隙間。

カワイイお尻に当たる事もありません。こういう奇跡、たまーに巻き起こります。(;^_^A

w(゚o゚)w オオー!
しっかり背負っている感じです。


ただ、ネオジムでくっ付いているだけなんですけどね。(;^_^A
間にコルセットがあるので、イイ感じに衝撃を吸収してくれます。
背中に直にくっつける事も出来ますが、強力な磁力の為、カチッとくっ付く際の、この”カチッ”の衝撃が危険なんです。たぶん無名たん怪我します。

改めて・・・





付いても、オマ○コはモロなので真後ろは避けます。(;^_^A

勢いのあるポージング、”在る処にちゃんと在る”見事な造型、なかなかよい素体でした。o(^-^)oニコ
御馳走様です。(-∧-)合掌

以上、Hdge technical statue No.17 甲鉄城のカバネリ 無名 でした。