Fate/unlimited codes セイバー・リリィ 全て遠き理想郷(アヴァロン)

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グッドスマイルカンパニーのFate/unlimited codes セイバー・リリィ 全て遠き理想郷(アヴァロン)です。
名品といっていいでしょう。
とても良くできています。(^-^)//””パチパチ
すでに方々で見かける事も多いと思いますが・・・

お見事です。(^-^)//””パチパチ

残念なお知らせもあります。

ダボが・・・逝きました。(;´д`)トホホ
たいてい何かしら巻き起こります。
今回はいきなり初っ端から巻き起こりました。

とはいえ、ダボの再建はさほど難しいものではありません。
どーってことありません。むしろ無傷といっていいでしょう。(`ω´)キリッ
えっと・・・無傷・・・ではないですけど。

それでは分解しましょう。

先ずは、何よりも頭を分離させます。分解は曲げたりねじったりと少々荒っぽい事もします。
うっかりダメージを与えてはいけませんので、最優先で分解します。
襟の下で分割されているのでしょう。

大きくてケトルに入りません。(;´д`)トホホ
もう少しコンパクトにしないと分解できませんね。

しばし格闘し、ようやく第一段階です。
これでようやく頭部をケトルに放り込む事が出来ます。

頭は後回しにして、腕を分解します。
全然とれない・・・

え!?、どーなってんの、これ?

と、取れました。

この様なポーズの場合、金属芯が入っている事も珍しくありません。

頭部の分離をします。

ε=( ̄。 ̄;)フゥ
峠を越えました。
結構珍しいタイプです。
多くの場合、頭部(首)にダボがあり、ボディーに差し込む形式です。
逆ですね。
ピックを分割線に差し込み、そのままめくり上げながらダボに沿って接着を剥がしていきます。
その際、どちらにめくるかを見極めないといけません。間違えると・・・。 (ノ゚ρ゚)ノ ォォォ・・ォ・・ォ・・・・

とにかく大きくて、たいへんです。

ぜんぜん入りません。
ま、熱湯をかければイイだけの事ですが。

分解しました。

に加えて・・・

すごいパーツ数です。

凛とした表情、カッコいいです。(*´∀`*)ポッ

死角なし、ですね。d('ェ'*)グッジョブ!!

改造のメインとなるボディはとてもコンパクトで、こちらも死角なしです。

これだけみると、”カリバーン”ですね。

抜かりはありません。さすがです。(^-^)//””パチパチ

パンツの上にベルトがきている場合がほとんどです。それだとパンツが脱げなくなるので本来は逆のようです。
ガーターの上からパンツを履いています。お見事です。(^-^)//””パチパチ
でも、どちらも好きです。(ゝω・) テヘ

この辺も、とても良く出来ています。


一部の硬質樹脂製のパーツが熱湯によって白く濁ってしまいました。
きまって硬質パーツに起こる現象です。塗料が違うのでしょうか?謎です。

あいにくスカートの類は不要になってしまいますが、腰のアーマーは何とか活かしたいところです。

胸のアーマーは・・・ちょっと厳しいかもです。
なんせ、オッパイの関係もあるので。
腰のアーマーは・・・何が何でも装着させます!(`ω´)キリッ
アーマー娘はイイです。とてもイイです。o(^-^)oニコ

先ずはダボの修復をしなくてはならないでしょう。(;´д`)トホホ

折れてしまったダボを引き抜くために、φ1.5の穴を掘っていきます。
慎重に、ダボだけを狙います。

続いて2mmのタップをねじ込み・・・

引っ張れば、抜けます。o(^-^)oニコ

ダボを新調します。

φ3.0です。
とはいえ、差し込みながら、きつ過ぎず緩すぎないダボにします。

リベットのようなダボの出来あがりです。
ポリアセタール製なので、折れる事はありません。

リリィの足に合わせて最適な状態で台座に固定しなければなりません。

皐月様の様な事になってはたいへんですから・・・

ポリアセタールは接着出来ません。
従って、抜けない固定が必要になります。
ダボには釘のように”頭”があり、表からでは決して引き抜く事はできません。
裏側からアクリルレジンで覆い台座と溶着すれば、差し込む際の押し込みで抜け落ちる事も無いでしょう。

はるかに堅牢になったダボ。・・・今度は反対側が折れたりして・・・

ボディーの改造に移ります。

必要なのはこれだけです。
せっかくのスカートも・・・出番はありません。

素晴らしい造型です。(^-^)//””パチパチ
さぞ、ご苦労された事でしょう。原型師様に敬意を払いつつ・・・ポイっと・・・

分解出来たとはいえ、だいぶ格闘の痕跡が残っています。

ピックを差し込みながら接着を剥がしていく際に穴の壁にダメージを与えてしまう事が多々あります。
ダボにも傷跡があったりすると、それが邪魔をして仮組みしても元のように収まらない事も珍しくありません。

そこで、傷跡や接着剤の塊などをクリーンナップし、ダボの機能を回復さます。

これ、うっかり忘れて塗装後の組立の時に気が付くと・・・щ(゜ロ゜щ) オーマイガーッ!!

足のダボもクリーンナップしましょう。

接着剤の塊がひどいです。
よくも、ここまで多量の接着剤を流し込めるものですね。ちょっと関心すらしてしまいます。(;^_^A
あふれて垂れでもしたら、NGになってしまうのでは?
とても怖くてできません。(llФwФ`)ガクガクブルブル

綺麗にすれば・・・

綺麗にはまります。ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ

ポーズ的にも上半身と下半身は接着しても問題なさそうですね。
ただし、うかつにくっつけると・・・

隙間トラップにやられてしまいます。
ダボ穴は意外とアバウトなので、スカートというスペーサーが無くなった今、本来の位置より奥に入ってしまいます。
そこで、これ以上入らないよう上半身のダボ穴に”ダボ止め”を作っておきます。
ついでに”キー”を刻めばより安定した固定が可能になります。

ばっちりです。o(^-^)oニコ
太腿に残ったレースのソックス部分を分割します。

塗り分けされています。
素肌は素肌だけにしたほうが作業も楽に進み綺麗に仕上げる事が出来ます。
一部ダボがあったり、接着剤痕によってプリントにダメージを負っています。
レースの柄は、改めて再現する事になりそうです。

いきなり切断してしまうと、元の位置に戻せなくなってしまいます。
先にマーカーを打ちます。

腿の内側と外側に4つもあれば十分です。

ポリパテを腿の両側に、マーカーを拾うよう盛りつけていきます。
ポリパテでもワセリンくらいの離型はあったほうがイイです。

それぞれのガイドが出来あがりました。
マーカーや太腿のうねり、ベルトのモールドなどがトレースされたガイドによって正しい位置に固定出来るようになります。

鉄芯や樹脂コアが入っていそうですが、熱湯で柔らかくしてから一気に切断します。

おぉ!奇跡的にも鉄芯をかすめて切断出来ました!

何ということでしょう!樹脂コアもかわしています!

レース部分に残った素肌の一部を霧に削り飛ばし、完全にレースとして独立させます。

慎重に削っていきます。
回転の向きに注意しないとキックバックの様な状態になり、大切な部分を思いっきり削ってしまいます。

素肌が”IN”してる感じを出すために、溝を掘り凹ませます。

手間がかかりますが、色分けの必要が無くなるので仕上がりに大きく差が出ます。

鉄芯や樹脂コアがあることから、荷重のかかる場所のようです。しっかりしたダボが必要です。
5×5真鍮角棒は既存の鉄芯があるので打ち込む場所を確保できません。
φ2.0ステンレス線を打ち込みます。当然これでは心もとないので、パテでもっと大きなダボを作ります。

抜けないようにステンレス線には予め噛み跡を刻んでおきます。
太腿の太さに合わせて太めのダボです。

PVCとパテダボを瞬間接着剤でしっかりくっつければ堅牢なダボの出来あがりです。

続いてダボ穴を作ります。

先に大きめの穴を掘ります。ダボが干渉する事の無いよう余裕を持たせてあります。
ペースト状で柔らかいマジックスムースを7割ほど詰め込んで、離型処理をしたダボをグイーっと押し込んでいきます。

ここで前もって作っておいたガイドの登場です!
両側からしっかり押さえれば、元の位置関係になります。

硬化後。

PVCのダボ穴と違い、きっちりかっちりして少しのぶれもありません。


強度的にも何の問題も無いでしょう。

上半身に取り掛かります、
どうも右腕が長すぎな様な気がしてなりません。

ガントレットと腕の間に謎の腕パーツもあります。

試しに測って見ます。

先ず、頸椎から肩峰辺りにマーキングしてみます。
ここから、左右それぞれの肘までを測ってみましょう。

左腕です。これを基準にします。

右腕。

5mmほどでしょうか?
実寸で3cmから4cmとなれば明らかに不自然な差といえます。
ますます腕とガントレットとの間にある謎の中間腕が邪魔に見えてきます。(;^_^A
気に入らないので、直します!( ー`дー´)キリッ

謎の中間腕を抜いて、同じポーズになるようにダボを新造しました。
最初からこういう直結構造でよかったのでは?
うーん。謎です。

カリンコリンなリリィです。(;^_^A


上半身だけみればとても1/7とは思えませんね。
パテ代の分余計に削っているためです。
ここから、バランスのとれた健康的なボディーラインにしていきます。

盛り付けは・・・好きです♪

オッパイは・・・まだです。o(^-^)oニコ
先に胸郭を作りボディラインを形成していきます。
せなかはちょっとアスリート風な感じにします。
この様に胸を貼って腕を背中側に引くと、そうでない素立ちの背中とは大分ラインが異なります。

肩甲骨や周辺の筋肉で複雑に表情を変えるので、とても難しい場所です。
ちらりとのぞく程度の背中でしたが、どうせ改造するならもっと自然な感じにしないとですね。
オッパイは易く背中は難し。・・・いや、オッパイもとっても難しいんです。

いつもこんな感じで取り分けて練ります。
見た目です。

ま、寸分違わず等量かといえば・・・そうではないですが・・・別に特別問題なく固まります。
時にはレジンが多い事もあるでしょう。
また時にはハードナーが多い時もあるでしょう。
でもなんだかんだで、ぴったり終わる・・・様な気がするのですが・・・

ちょっと分かり難いかもですね。(;^_^A
これ、白い”レジン”の方が圧倒的に少ないんです!
倍くらいかな?
なんでこんな違うかな?
・・・
あっ!そっかそっかー、最初から量が違うんだ。最初から”レジン”が少ないんだよ。
うん、きっとそうだよ。o(*^Ω^*)oウンウン
・・・
・・・いくらなんでも・・そんな事は・・・無い・・ですよね。(;^_^A

概ねボディーラインが出来あがりました。





鎧娘なので、何とかしましょう。

腰に付くアーマーは比較的簡単に実装出来るでしょう。

マスキングテープで仮止めしています。

先ずは軟質素材でベルトを作り、そこにそれぞれのパーツを付けていきます。

問題は胸のアーマーです。

ぜんぜん合いません。(;´д`)トホホ
残念ながら、これは使えませんね。

新調する事にします。( ー`дー´)キリッ
作業用のダミーボディーを作ります。

おゆ○で型取りし、ポリパテでキャストしたものです。
まー、こんなもんで十分です。(;^_^A
続いて、1mmに圧延したエポパテシートを着せていきます。

これで、1mm弱の隙間が確保できます。
簡単に均した後、離型し新規のアーマーを作ります。

0.8mmほどに圧延した、オーブンクレイです。
エポパテと違い、焼かなければ固まらないので、じっくり造型出来ます。
硬化後は若干の柔軟性があるので、取り付けには好都合です。o(^-^)oニコ

イイ感じになりました。ルン(*’∪’*)ルン♪
裸に鎧とは・・・
いえいえ、イイんです。可愛ければ何でもo(^-^)oニコ




台座が無くても自立するリリィさんです。(^-^)//””パチパチ

ちょっと、あざとすぎかな・・・


よ、鎧です。ヨ・ロ・イ。(;^_^A

背中はこんな感じです。

これ用にあつらえた金具。
4つのうち2つがフック形式になっているので、そこから外せます。
腰アーマーの取り付けに比べれば簡単といえます。難易度★★☆☆☆くらいでしょう。
ピンセットでつまんで、カチッとはめるだけなので。

一方、腰アーマーはというと・・・難易度★★★★★です。(;^_^A 見栄え重視なもので・・・

鎧のマークはデータとしてPCに取り込んでおきます。

後でデカールとして使用します。

ソックスがちょっと薄汚いので、リペイントします。

あまりシャドウを入れ過ぎると汚く見えるので、もうちょっとうっすらした感じにします。

ひとまず、小物パーツの塗装が終わりました。

フゥ…ε-ヾ(´ε`;)ゝ休憩

色が付くと、すっかり鎧です。(^-^)oニコ

・・・ヨロイ・・・です。いちおう。

結構、あっちこっち塗りなおしています。

作業する上ではどうしても汚れたり、傷が付く事も少なくありません。

レースの柄は、一新しました。

パールフィニッシュでちょっぴりカワイイ感じです。

鎧のマークをデカールでプリントしました。

失敗しても、これだけあれば大丈夫です。

一発でイイ感じに決まりました。(@^▽^@)ノ ワーイ

大分余ってしまいましたけど・・・;^_^A

本体の塗装にかかる前に鎧のベルトを取り付けてしまいましょう。

先に済ませてしまえば怪我させる事も無いです。

接着は注意が必要です。

素材同士を接着させないと効果がありません。
ベルトにも鎧にも塗料が付いています。

接着箇所の塗膜を削り落し、素材を露出させます。
・・・
・・

塗装が終わりました。=( ̄。 ̄;)フゥ
組立に入ります。
そんなに難しくはないです。むしろ、”組立”は楽といえます。

本体に接続すれば完成です。

キャストオフ仕様の取り付けが心配です。;^_^A
見栄え重視で、なんせ”知恵の輪”なみなもので・・・

設計上1mmほどのクリアランスがありますが、念のために突出部分にウレタン保護テープを貼っておきます。

鎧の取り付けは片側のみ。

フック状になっている末端をリングにカチリとはめるだけですが、これがなんとも難しいです。;^_^A

右腕から通して、鎧を着せて、ベルトを背中にまわして・・・

ピンセットでリングをつまみ、フックもピンセットでつまんで内側を通して、カチっとはめます。=( ̄。 ̄;)フゥ
もうひとつあります。=( ̄。 ̄;)フゥ
とても緊張します。ピンセット2つ必要です。;^_^A
ちなみにアジャスターはフェイクで、機能しません。;^_^A

スカートの接続はあまりにも難しすぎて、使用を変更しました。
難易度★★★★★だったので。これだけ難しいと、リリィ確実に怪我します。

接続箇所にボールエンドのポストを立てます。
L字に曲げたφ0.3ステンレス線を埋没させ周辺を固めています。
反対の接続箇所は小さな穴をあけてあります。

プスっと刺すわけです。
どちらも鎧の一部を持って行えるので、とても簡単です。(^-^)oニコ

難易度★☆☆☆☆です。(^-^)oニコ
ボールエンドの頭が穴から僅かに出ることで微妙にひっかかり、ぬけにくくなります。

セイバーリリィ、完成しました。⌒v⌒v⌒ヾ(≧ω≦)ノヒャッホーィ♪




カ、カワイイ・・・リリィたん♪
なんかちょっとカッコ良くも見えます。(^-^)oニコ
フル装備はさぞ絵になる事でしょう。^-^)//””パチパチ

でも・・・
キャー♪



すっぽんぽんです。*´m`)ムフフ
リリィたん、オ○○コもアナルも丸見えです。*´m`)ムフフ

以上、Fate/unlimited codes セイバー・リリィ 全て遠き理想郷 でした。