diskvision original Victoria

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D蔵氏(diskvision)のdiskvision original シリーズ、Victoria(ヴィクトリア)です。
今までのフィギュアとは一線を画す造型といえます。

リアル調でとてもセクシーです。(*´m`)ムフフ
すでにポロリしちゃってます。(*´m`)ムフフ

オッパイだけでなく、とにかくとても細密な造型に感服いたします。(^-^)//””パチパチ
4つ編みのロープ。

ほんとに4つ編みしてあるのかと思いました。(;^_^A


レザースーツの皺の表現、素晴らしいです!!

接続に金属パーツを使用しています。
繰り返しになりますが、4つ編みしているわけではないのです!
編み込んだものを型取りしたのでしょうか?

ん!?
やはり向こう側が気になりますね。(*´m`)ムフフ

☆⌒v⌒v⌒ヾ(≧ω≦)ノヒャッホーィ♪
見えないのが不思議なくらいの攻めっぷりです!

先っちょが見えててもおかしくないくらいです!
きりがないのでこの辺にしておきます。(;^_^A

それでは分解します。

分解しました。

顔はさらに細かく分解します。

フェイスタイプなので、首の素肌化も容易です。

ボディです。

ほんとにすばらしい造型です。(^-^)//””パチパチ
腹筋のラインも絶妙です。(^-^)//””パチパチ

首元も素晴らしいです。(^-^)//””パチパチ

鎖骨といい、胸鎖乳突筋といい、なかなかできるもんじゃありません。

ディスプレイすると、目につきにくくなりますが、背中の造型もたいへん見事です。

服の上からでも背中の感じが分かります。ある所にしっかりある感じが素晴らしいです。
なかなかできるもんじゃありません。
素肌化してしまうのはほんとにおしいです。

実はヴィクトリア様、とても軽いんです。とても1/5とは思えません。

インジェクションで中空構造になるよう設計されていました。
デザイン的にも向いていますね。

腕も細かくします。

素肌化するのでボディーと一体にしなくてはなりません。左腕は、出来れば何処かで分割したいところです。

指は、小さなグローブのお陰で分割出来ます。

この辺りのチョイスもセンスの良さを感じます。
これ、手首までのグローブだったら、なんか違う感じがしますね。(;^_^A
こういう小さいグローブは何というんでしょうか?

ボディだけではなく、脚も中空になっています。

随所に軽量化が図られています。
片方の脚の内部からこんなものが出てきました。

バレル研磨のメディアと思われます。

たまたま引っ掛かっていたので落ちてこなかったのでしょう。こんなこと、普通ありえません。

ふむふむなるほど、成形後はバレル研磨にかけるようですね。
フィギュアがどのように出来あがっていくのかは、とても興味があります。o(^-^)oニコ

腕をくっつけてしまいましょう。

付け根の部分が、空洞になっています。
素肌化するにはちょっと厄介です。
素肌の脇の下は深く凹んでいるので、たぶん付きぬけてしまうでしょう。

ボディも軽いのはイイですが、中空は改造には不向きです。

突き抜ける心配はなさそうですが、薄くなってフワフワするのは良くないです。(;^_^A
アクリルレジンで裏打ちしておいたほうがイイでしょう。

腕のアウトラインを出していきます。

早くも突き抜けてしまいました。(;^_^A

こっちも。(;^_^A

脇の処理はひとまず置いておいて、ライン出しを再開しましょう。

手は、くっつけてしまいます。手も含めて素肌化します。

ちょっとアウトラインが出てきたので、わきの下の加工をします。
肩側は、少し削ればボディーラインがでます。
脇の下は、服が引っ張られるので、素肌と隙間ができ盛りあがる・・・という体で造型されています。(^-^)//””パチパチ
ボディーラインを出そうと削っていけば、空洞の付け根はこのようになります。
思い切って大きく広げます。

厚みに不安が残るので、内壁をアクリルレジンで裏打ちします。

透明なので解り難いですね。(^。^;)
2、3mmほど厚みが増しています。
接合部分も強力に補強されます。

このまま穴を塞ぎます。

腕のアウトラインは、大半はPVCからの削り出しで済みます。
脇は欠損しているので、パテにを盛り付けてラインを出します。

だいぶアウトラインが出てきました。

ボディーの造型や全体のイメージから、”棒きれのような腕”」というわけにはいきません。( ー`дー´)キリッ
ここからの調整が時間のかかる作業です。

脇の下の加工箇所もボディーライン内におさまりそうです。o(^-^)oニコ

反対の腕に取り掛かります。

こちらも右腕同様です。
手首を付けてしまいます。
分解の際、ピックを差し込んでグリグリとやるので、その格闘の痕跡が残っています。
綺麗にしないと、しっかり奥まで差し込めない事があります。

くっつけるなら、分解しなければ良かったと思う瞬間です。(;^_^A

不要な部分を大まかに切除します。

皺の造型、ほんとにすばらしいです!(^-^)//””パチパチ
もったいないですが、超音波カッターでサクサクっとやっちゃいます。

大まかに切った所で、リューターにチェンジです。

超硬なので、切削力は抜群です。

ヴィクトリア様の手にヒットしてしまったら大変です。注意しないと。
・・・
むむむ・・・

むむむ・・・
・・・
や、やりにくい・・・
せわしく向きを変えながらの作業は、ボディーが付いていると、とてもやり難いです。
この角度でこの方向から当てたいのに・・・で、出来ない。(;´д`)トホホ
・・・まだ、付けるんじゃなかった・・・(;´д`)トホホ

うー、はずしたい・・・

分解して、くっつけて、やり難いからって外して、結局くっつける・・・なんという無駄な・・・。

がっちり接着した左腕はピクリともしません・・・
左腕はなんとか外さずに出来そうです。(;^_^A

脇の下は、突き抜けてしまっているので、アクリルレジンで蓋をします。

背中は肉薄なので、心配です。

背中はほぼボディーラインなのですが、背骨の凹みで突き抜けてしまいそうです。
念のためアクリルレジンで裏打ちしておきます。

背中は難しい箇所です。
腕の振りが左右で異なるので、肩甲骨周辺も左右で表情も変わってきます。


ほんと、見事な造型です!
”ある所にある”といった感じです。
筋肉や骨がちゃんとあるべき所にあります。
服の張りで削る所はあるものの、足す所はないです。(^-^)//””パチパチ

そろそろ、外した表側を元に戻しましょう。

隙間にアルテコパテを流し込んでしっかりくっつけます。
こちらの素肌を基準に素肌化をしていきます。
若干スーツの補整を受けているようなオッパイは新造したほうがイイでしょう。

なので切ります。( ー`дー´)キリッ

キャー!

キャー!!
なんだかモザしてみました。(;^_^A

少しアウトラインが出てきました。ε=( ̄。 ̄;)フゥ

ヴィクトリア様、大きいので、削りかすもハンパないっす!

オッパイも中空なのでポッカリ穴開いてます。

背骨の凹み、やっぱり突き抜けてしまいました。

この辺りはアクリルレジンでかなり肉厚にしてあるので、これくらいへっちゃらです。

首を付けてしまいましょう。

スカーフは無しの方向で。
ただ、注意が必要です。
スカーフがスペーサーの役割をしているはずです。
うっかり奥まで差し込んでしますと、ちょっと首が短くなってしまいます。
”隙間トラップ”といいます。

スカーフを付けて状態でダボの底面に練り消しをつけます。


こんな具合に。
ボディーに接続してみます。
グイーっと。

もう一度外してみると・・・

練り消しがちょっとつぶれています。
スカーフを付けた正しい状態だと、これだけ隙間があるということです。
スカーフを外した場合、奥まで入っちゃうのでこの分だけ首が短くなってしまうのです。
過去、ひどい目にあってますので・・・

パテ盛りを開始します。
大きい上に腕の成形も必要なので、かなりの強敵である事は間違いありません。
リアルな腕は左右で表情が異なります。
ここまでリアルだと空ではなかなか厳しいです。(;^_^A
なので、とても時間がかかります。

腕から始めます。

中空で軽量なのは作業性においても重要なので胸の大穴は蓋をするように塞いでいます。

とりあえず上半身は何とか形が見える段階まできました。ε=( ̄。 ̄;)フゥ

まだまだ、道のりは険しいです。(;^_^A

脚も取り付け、概ねボディーラインが出来あがりようやくオッパイに取り掛かれます。ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ

かなりの質量に付き一回の盛り付けでは無理です。
ある程度膨らみを持たせていったん硬化させて、それを芯にして盛り付けていきます。

数度の盛り付けを経た右パイ。

肘をついて後ろにもたれかかった感じで、状態がやや倒れています。
そうなれば重力の影響も直立とは違った形で表れるでしょう。
オッパイも横にこぼれます。
こぼし過ぎても萎んだ感じに見えるので”こぼし具合”なんとも難しいです。(;^_^A
ヴィクトリア様、オッパイも強敵です。(;^_^A

続いて左パイを盛り付けていきます。

オッパイは左からと決めています。
右利きなもので。右から作るとヘラや指先が邪魔で見比べながら作業できないからです。

こんもりとヘラによそって、撫でつけていきます。

撫でつけるとその圧力で全体が反対側に動いてしまいます。
大きくなればなるほど、盛り上げれば盛り上げるほど顕著になり、なかなか形が決まらなくなります。

これ以上は、動いてやり難いので硬化させます。

概ねボディーラインが出来あがりました。ε=( ̄。 ̄;)フゥ

胸元のぼんやりした谷間からだんだんと下パイの鋭い谷間に変わっていくあたり、とても重要です。(`ω´)キリッ
ちょっと仮組みしてみました。



最も苦労した背中は、全然見えません。(;´д`)トホホ



乳首を造型すれば、サフに入れます。o(^-^)oニコ

これだけのスケールサイズだと裸にするだけではちょっと物足りません。
ボンデージ風の衣装をあつらえてみます。

イメージはこんな感じで。”BONDAGE” ”LEATHER”で検索し、雰囲気のイイものを参考に。
・・・パクってみました。(;^_^A とはいえ、コピペで出来るものじゃありませんけど。(;^_^A

製作にあたりいくつかのリングが必要になります。

”C”だと広がってしまい、見た目を良くないので、ひとつひとつくっつけて大小30個ほどをシームレスにします。

皮ベルト風の軟質素材をリングに接続していきます。
構造は本物と同等です。

実際にあてがいながら必要な長さ割り出すのは、非常に手間がかかります。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
長ければ詰めるだけで済みますが、短くし過ぎたものは使い物にならなくなります。

すべてを連結し終えました。フゥ…ε-ヾ(´ε`;)ゝ休憩

ちょっとアレンジです。
チェーンをアクセントにしてみました。
黒のベルトに、シルバーのチェーンは相性抜群です。o(^-^)oニコ

ベルト連結用のリングや乳首のリングは大きく単体でシームレス加工出来ます。
一方、チェーンの両端のリングは内径1mm、線径0.3mm。
繋げた状態でないと閉じる事はできません。
写真は閉じているだけで、シームレス加工がされていません。
この後左右のリング16個をひとつずつハンダで溶接していきます。
フラックスやコテを避けながら、ひとつずつ・・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ

2着目のボンデージハーネスなんで、すんなり出来ました。(;^_^A
1着目はというと・・・。
捨てました。気に入らないので・・・。
えーっと、・・・失敗したともいえます。>(;´д`)トホホ

この様なキャストオフパーツは、脱げる(着られる)事が大前提です。
あんまりデザイン凝り過ぎると、「あれ!?これ、どうやって脱がすの?」って、着られない以前にそもそも脱がすことも出来ないの作っちゃいます。( ノД`)シクシク…

2ndは問題無しです。( ー`дー´)キリッ

肝心のオ○○コ部分は・・・

シースルーなので透けちゃいます。(*´m`)ムフフ

塗装にかかります。

白いブーツとグローブを黒にリペイントします。
ヒールは色違いではなく艶消しにします。

Vカラー塗膜は上塗りがしても問題なく定着するはずですが、念のためにスポンジペーパーで表面を荒らして足付けをしておきます。
黒を吹き終えたところです。

グローブも艶消しで、ブーツはこの後さらにテッカテカにクリアコーティングします。

ボディーの塗装に入ります。
軽量化されているため、作業はとても楽です。


塗装は”持つ所”の善し悪しで決まるといってもいいです。
ヴィクトリア様、ちょっと塗りにくいです。・・・というよりも作業しにくいです。(;^_^A

ヴィクトリア様、完成しました。
ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ


黒はイイです。(*´m`)ムフフ
褐色のヴィクトリア様には黒がお似合いです。o(^-^)oニコ




セクシーな背中が全然見えません。(;´д`)トホホ

続いて、ボンデージハーネスを着てもらいましょう。ルン(*’∪’*)ルン♪




着せるのはなんとか、止め方が難しいです。(;^_^A

背中に1箇所、腰に2箇所、それぞれのリングを折り返してます。
粘着処理を施してあるのでぺたりと付き、貼り剥がしが繰り返し出来ます。
このリングに通すのがとても難しいです。(;^_^A
なにせ見てくれ重視なもので・・・(ゝω・) テヘ

ギリです。(^.^;)

・・・ちょっと見えちゃったかな?
シースルー仕様なのでヴィクトリア様のクパァなオ○○コがばっちり拝めます。(*´m`)ムフフ

以上、diskvision original Victoria でした。

完成写真集 photo collection [PATREON]

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