シャルロット・デュノア プードルVer.

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フリーイングのシャルロット・デュノア プードルVer.です。
で、でかい。

20cm弱あります。1/4ですので直立すると40cmオーバーでしょうか・・・
座っててくれないと箱とか大変なことになりますね。(;^_^A
とーぜん、重いです。(;^_^A
1/4なので、この辺りは、とても、危険な感じです。(*´m`)ムフフ

扁平加工されていません。(^-^)//””パチパチ
ムッチムチな感じです。(^-^)//””パチパチ

早速分解しましょう。

分解しました。大きいと意外とあっさり外すことが出来ます。
ダボも大きくしっかりしているので破損の心配もありません。

かわいい。o(^-^)oニコ

ちゃんとシャルです。ルン(*’∪’*)ルン♪

腕は分割出来ます。少しでも別パーツになっていた方がイイです。


可愛く仕上がっているものの、1/4のにしてはちょっと残念な感じです。

胴体だけで15cmあります。

そして、ずっしりと重いです。

太腿は肉抜きされています。

この様な大型になるとローテーションで成型されるようです。
ローテーションにしてもインジェクションにしても肉厚になれば収縮がひどくなるようです。

分かり難いですが、波打っています。とにかくボッコボコです。( ノД`)シクシク…
こういった辺りも1/4のすごいところですね。(;^_^A

ちょっと安っぽい銀です。艶ありにしたほうが良かったのでは?

もうちょっと何とかしたいところですね。

改造はこの形で進めることになります。

あられもない姿です。くぱぁな感じになりますね。(*´m`)ムフフ

塗装作業では持つところが肝心になります。しっかりした”持ち手”を用意しないといけません。

これだけで450gもあります。
450g自体はどうってことありません。ただこれを保持しながら塗装となると話は別です。
シャル用の特別な支持棒をあつらえる必要がありそうです。

先にカッターで大まかに切り飛ばしてからリューターで削っていきます。

1/4ともなると切りくずの量がすごいです。
作業台の上以外にもあちこちに散乱しています。(;^_^A

胸なんか、穴あいちゃいました。(^。^;)

ブラで補正され寄せて上げられたオッパイはこれくらい削らないと”ナチュラルグラビティー”になりません。

穴は作業性の高いポリパテで充填します。

入口を塞ぐ程度で、奥まで充填はしていません。
硬化が早く切削性も良好な半面、PVC素地に対して”食いつき”が極めて悪く、簡単に剥離してしまいます。
はみ出したパテを綺麗にして境目に瞬間接着剤を流し、さらにその上からアクリルレジンで覆えばエポパテの下地のできあがりです。

すでにパーティングラインや大型特有の凹凸は均してあります。

おへそを修正しましょう。

腹筋の溝の延長にちょこんとした凹み、彫りも浅くあっさりしすぎなような・・・。
おへそ自体もう少し大きくても全然おかしくないし、周囲ももう少し窪んでいた方がイイです。
黒く影が出来るくらい深いほうが好みです。(;^_^A
・・・ったくPVCてやつは・・・
・・・ほんと削り難いです。(;´д`)トホホ
小さなビットはあまり切削能力が高くないので、普段より回転数を上げて使用します。
そうすると摩擦熱によりPVCが柔らかくなり一段と削り難くなります。・・・っていうか・・・全然削れてないみたいです。(;^_^A
ティアドロップ型で対ポリパテには大活躍するお値段数百円の”MADE IN C●●●●”です。(;^_^A

一方、先細りのテーパー型はポリパテだろうとPVCだろうとはガリガリと心地よく削ってくれます。o(^-^)oニコ
こちらはお値段も一ケタ違う”MADE IN JAPAN”です。(^-^)//””パチパチ

ε=( ̄。 ̄;)フゥ

パテを盛り付けていきます。なんせ大きいので大変です。

紐のラインは深く掘り下げ、空気の膨張を抑えるため境目に瞬間接着剤を流してパテの下地とします。
顔料を練り込んだパテを擦り込むように盛っていきます。
色味は近いほうがアウトラインがつかみやすいので、パテ剤を混ぜる際に顔料と一緒に練り込んでいます。

続いて前側。

先に胸骨のラインを形成し、胸部を形作ります。

1/4ともなると使用するパテも結構な量になります。
その為出来る限り”芯”を残しておくのがポイントです。

芯に擦りつけるように盛っていきます。

結構な量を用意したつもりでも、全然足りません。(;^_^A

さすが、1/4です。

パテ盛り真っ最中です。

背中から腰にかけて、だいぶアウトラインを変更しています。

ちょっと掘り過ぎでは!?
いえいえ大丈夫です。いわゆる基礎工事です。
この様なパーツの境目は深めに掘って接合部位をアクリルレジンで固めて一体にしてからパテを盛り付けていきます。

背中のラインもちょっと「く」の字のようになっていたのを少し柔らかなラインにしました。


もちろんビーナスえくぼも完備です。(`ω´)キリッ

股間部分の造型をします。

多くの場合、水着を削除しオ○○コやアナルを造型しただけでは素肌化になりません。
シャルの場合、太腿からラインを変更する必要があるようです。
この様なペタンコ座りポーズは内転筋を意識した鼠蹊部を作ることで綺麗なラインが出せます。

脇の下もちょっと手を加えましょう。

腕の付け根には、脇をしめ体に密着した際に出来る”脇プニ”があります。
脇プニを造型しましょう。
細かな細工はPVCでは無理なので、いったん掘り込み脇プニ領域を確保しパテを盛り付け造型していきます。

概ね形状が完成しました。

脇プニ。o(^-^)oニコ




ω
まだツルツルです。(ゝω・) テヘ

パテによる形状改造はさほど手間はかかりません。
これからの”均し平滑”の作業が大変です。1/4ともなればなおさらでしょう。
ペーパーで綺麗に均したつもりでも、PVCとエポパテでは硬さの違いから削れ方に差が出て、境目に段差が生じます。
エポパテベースでこれを均すのは非常に困難です。
エポパテは大きく盛って形を作るのには向いていますが、段差やピンホールを埋めるには使い勝手が悪すぎます。
ピンホールは流動性に富み、足の速いシアノンパテで、広範囲な段差はペーストタイプで伸びが良く、硬化性に優れたポリパテを使用します。
但し、ポリパテはPVCに対して食いつきが良くないので、先にサフを吹き下地を統一してからポリパテを使用します。

サフを吹くと悲しいくらい境目がはっきりします。

綺麗に均したつもりでもこの有様です。(;´д`)トホホ

丸みの場所は平らな所に比べると、均すのに何度もペーパーが往復するので必然的に境目も出やすくなります。
エポパテの仕事はここまでと割り切ったほうがイイですね。
これから先はポリパテの出番です。
PVC素地に直に盛るのは禁忌です。離型無しに剥がれるほど食い付きが悪いです。
なのでいったんサフを吹きます。サフにはよく食いつきます。
その前に、持つところわ確保しておかなければなりません。

φ4mmの鉄線をズブリとぶっ刺します。おそらくおへその辺りまで入っているでしょうか。
”握りも”用意しないと、指先だけで支えるには細すぎます。木製の台座はヘビー級用。
盛っては均しを繰り返し、ほぼ綺麗になったところです。
研磨素材は豊富にありますが、経験上最も優秀といえるのは・・・
ズバリ、指の腹ですね。
いえいえ、決して指で磨くわけではありません。(;^_^A
使い込んでシナシナになって研磨力も落ちたペーパーを指のに当てて、撫でるように磨く。
オッパイやお尻を、歪みや凸凹の無い湯でたまごの様な丸みにするには、これ以外にないといっても過言ではありません。
もちろんスポンジペーパーも使いますが、こちらは、おもに荒番手で出来た研き傷を均すのに使用します。若干用途が異なりますね。

とはいえ細かい所は、”指の腹”というわけにはいきません。
ピンセットでつまんでシャコシャコと根気よく磨いていくほかありません。

オッパイの下や、鼠蹊部の様な鋭い谷間は特に苦労します。
つい、おざなりになりがちな場所でもあります。

ε=( ̄。 ̄;)フゥ
でも、がんばって綺麗にすれば、綺麗に出来あがってくれるのです。o(^-^)oニコ

深く差し込んでいるので抜ける事はありませんが、とても重いので、傾きによって、くるくる回ってしまいます。

危険なので、何とかしなければなりません。
今後もシャルの様なヘビー級に備えて、なるべく汎用的な方がイイです。
握りに”コの字”のワイヤーを差し込んで、それを頭部のダボ穴に入れることで回転しなくなります。
差し込んだ”コの字”ワイヤーの形状を変えれば、ダボ穴の形状が変わっても使えます。o(^-^)oニコ

先にベースホワイトを決めます。

真っ白にします。クリア系のフレッシュなので”白ムラ”は厳禁です。

この、ちょっと横気味の体勢が一番辛いんです。

シャル、500gほどあります。
別にどーってことない重さですが、これが、横にすると、とたんに指に重さが掛かってきます。
体感1kgくらいあります。(;^_^A
すでに指が痛いです。(;´д`)トホホ 最後までもつでしょうか・・・

小物があるので、そっちの色付けをしましょう。
少しは回復するかな。

いったん白にして、シャル用に調色したフレッシュで塗ります。♪

手も塗って、色味のチェックをします。イイ感じです。o(^-^)oニコ
銀のパンプスはメタリックピンクにリペイントしました。

おぉ、何だか指の調子も良くなってきたみたいです。ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ
奥まったところを先に塗ります。

脇の下とか、オッパイの下とか、膝の裏とか・・・
つ、つ、つ・・・。
早くも痛くなってきました・・・。
痛くて、5分と塗れません。↓↓(pl|i′Д`il|!q)↓↓
グルグルと動かしながら塗っているので、余計に指が疲労します。
痛・・・。

~旦o( ̄  ̄*)ズズ-。
休憩です。

さっ、フレッシュを決めていきましょう。( ー`дー´)キリッ

シュー。
シュー。
痛・・・てて・・・。
・・・

ε=( ̄。 ̄;)フゥ
チラ。

(*´∀`*)ポッ、へへ・・・♪。

シュ、シュー。

シュー。
痛・・・てて・・・。
お、親指が・・・。
↓↓(pl|i′Д`il|!q)↓↓

ε=( ̄。 ̄;)フゥ
チラ。

(*´∀`*)ポッ
へへ・・へへへ・・・♪。

(☄ฺ◣д◢)☄ฺうぉりゃあぁぁ!!

(☄ฺ◣д◢)☄ฺとぉりゃあぁぁー!!
・・・
・・

で、出来ま・し・・・た。o( _ _ )o~† パタッ

・・・まだ、細かな色付けは残っていますが・・・
・・・
今日は寝ます・・・(★-ω-)zzZZ

ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ
色付け、終わりました。
一晩ぐっすり眠って再開しました。o(^-^)oニコ

謎の汚れが気になったので髪の毛もリペしました。

どことなく色味が暗い感じがしたので、トーンを上げて、ゴールドパールで上塗りです。

銀色のヒールもリペです。

ピンクの方が似合うと思うので薄ーいメタリックピンクです。

爪もピンクです。

これくらい大きいと、塗り易いですね。o(^-^)oニコ

ダボのコンディションも良く、組立はとても簡単です。
あっという間に頭を残すのみです。o(^-^)oニコ

右手の指が僅かに太腿に触れるので注意が必要です。

☆⌒v⌒v⌒ヾ(≧ω≦)ノヒャッホーィ♪
完成です。

シャル、キャワユイ♪♪

あんまり回り込むとアナルが見えちゃいます。


ω
ω
ω
これ以上は、とても危険なので・・・(ゝω・) テヘ

以上、シャルロット・デュノア プードルVer.でした。