レーシングミク 2013 ver.

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グッドスマイルレーシングのレーシングミク 2013 ver.です。
グッドスマイルレーシング!? ”グッドスマイル”というくらいですから、グッスマなんでしょう。
非常に高いレビューからも伺えるように、とても良く出来ています。(^-^)//””パチパチ

こういった辺りや・・・

こういった辺りや・・・

こういった辺りなんか特に(*´m`)ムフフ

早速分解です。

分解しました。
改造に関わる部分しか分解しませんがものすごいパーツ数です。

あえて申し上げる事はございません。

お見事です。(^-^)//””パチパチ

数多くのフィギュアを分解しておりますがパーツの構成でも良し悪しがわかります。

一体成型で塗り分けで表現されていてもおかしくない部分です。

右脚です。

ニーハイのエンドとシームは一体なもののそのほかは別パーツです。

もちろん左脚も同じです。

こちらは支柱の役目も果たしているため硬質樹脂製です。
残念ながら別パーツ製のヒールは双方硬質樹脂製なので、分離は諦めた方が無難です。

これだけのパーツを別々に塗り分け、組立てるとなるとかなりの工数になるでしょう。
パーツが多いので金型もそれなりに必要になることから、当然ながら開発費も・・・
やはり一部のメーカしかこの様な造りはできないでしょう。
グッスマさま、これからも応援致します。(^-^)//””パチパチ

装飾パーツが多いので、ダボ穴だらけのボディーです。


穴を埋めるより全盛りした方がよさそうです。

厄介なのが、脚ですね。

ニーハイなのはイイのですが微妙に通りそうで通らない感じです。
分割するか、このままいくかちょっと保留です。

透け塗装にするので、塗膜を除去します。

成形色は肌色のようです。地道に#320でゴシゴシ落とします。
同時に量産品特有のうねりも均しスベスベ卵肌にしていきます。

奥まったところはシンナーで手早く拭き取ります。やり過ぎると肌荒れしてしまうので注意が必要です。

続いて腕。

腕は白のようですね。染みているようで真っ白にはなりませんがこれくらいなら問題無しです。
細かなところはシンナーで落としていきます。
さすがに黒から肌色に持っていくのは厳しいので面倒でも塗膜を落としています。

左脚です。

支柱を兼ねているので硬質樹脂製です。
成形色はグレーのようです。(´・ω・`)ショボーン
ま、黒よりはましです。
それにしても作業的はヒールを外したいところなんですが。なんせ硬質樹脂同士なので・・・
電気ケトルに放り込んで待つこと数十分・・・

ぺリペっと意外とあっさり剥がれてくれました。(^-^)//””パチパチ
これくらいならいけるようです。o(^-^)oニコ
ところが!・・・

どうやら、ケトル内の加熱板に接触していたようで、ヒールが変形してしまいました。( ノД`)シクシク…
台座にピッタリフィットするヒールは見るも無残な形となり、どうやってもはまりません。
変形に加えて、若干縮んだようです。
”保温”状態から放り込むならまだしも、”わかす”から入れてたのですから、水の中とはいえ加熱板はかなりの高温になっているに違いありません。
熱で戻すことも出来ません。
ハァ○oо。…(-Д-`●)
・・・
無いものは作ればいいのです!( ー`дー´)キリッ
先ずはヒールのヒール部分から作ります。
マフラーの様な塗装がされています。
寸法を測り旋盤で削り出します。

続いて脚を台座に差し込み、パテでヒールを新造していきます。

幸い固定の要になっているのはヒール(靴)ではなく脚自身なのでフィギュアの保持には影響はでないでしょう。
・・・
・・

ε=( ̄。 ̄;)フゥできました。

グレーサフを塗った奥が新造したヒールです。
手前は右足です。

概ねボディーラインがまとまりました。

王冠はちょっと野暮ったい感じがするので取っちゃいます。(^。^;)
しかしこのポーズ、いかに硬質樹脂製とはいえ脚首あたりはかなり危うい感じです。

ツンと上を向いた乳首。

プックリ、パフィーニップルです。o(^-^)oニコ

ツインテールでえりあしばっちりなので、あっさりというわけにはいきませんね。

肩甲骨や僧帽筋は細身なミクらしい感じで。
頸椎も主張し過ぎると痩せた印象を与えてしますので加減しながら。

くびすじを素肌化しているので、頭部を接続しての作業です。

もちろんマスキングテープで厳重に保護しながらの作業です。
1/8クラスともなるとあまり隙間が無いのでとても怖いです。
保護しているとはい、うっかりヒットさせてしまったら・・・

鎖骨のくぼみやのど元の様な3次凹曲面は研磨が困難です。
同じ3次曲面でもオッパイやお尻の様な凸面はスポンジペーパーや指の腹でまんまるたまご肌に磨き上げる事が出来ますが、凹曲面はスケールが小さくなるとスポンジペーパーでも厳しくなります。

この様な脇の下も研磨が難しいです。

右足は未接合の状態です。

分割ラインは元のままで周辺をエポパテ化して一体化に備えます。
未接合なので、あっちの造型やらこっちの造型やらが楽にできます。 (・ω・*)ヌフフ
大変ですが塗装してから接合することにしましょう。

塗装に入りました。

王冠のダボ穴を埋めたので髪の毛とヘッドホンをリペイントしています。
ついでに髪の毛全部塗り直します。

シルバーの調子を合わせるためにヒールも両方塗り直します。

もちろんヒールの焼き色も再現します。

脚は後接合ですので部分的に色付けをします。

顔に塗料がかかってはいけないのでマスキングをしていますが、色を合わせるのに顔の色を見ながら出来ないのでなんともやり辛いですね。
いったん完全に乾燥させて、接着し合わせ目を消していきます。
その間にその他のパーツを進めます。

真っ黒のグローブだった腕です。

塗料を落とし、表面をきれいに均し肌色の準備をします。
パールの透け塗装にします。
掌が色分けされています。
グローブの上に”爪”があります。!?謎です・・・カワイイので問題無しです!

硬質樹脂製だった脚です。

素材が違うので、腕や反対の足とは下地が違います。
さすがにフレッシュは同じものを仕様します。
心配だったグレーの成形色も”究極白”で解決です。o(^-^)oニコ

入念にマスキングをして、合わせ目を消していきます。

瞬間接着剤ではみ出さないように接合し、合わせ目をいったん彫り込みます。
彫り込んだ合わせ目に、もう一度瞬間接着剤を流し込み、”外堀接着”します。
ミクは片脚で台座固定なので心配はありませんが、両脚差し込みの場合この様な接合部位にかなりテンションがかかるので、中心付近の接着だけでは接合ラインにひびが入る事があります。
そんな時はもう泣くしかありません。

腕と脚はパールを使って透け塗装にしています。

白を塗って、フレッシュを塗って、パールを塗って、マスキングして・・・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ
手足だけでとても時間がかかります。
掌まで色分けされています。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
何度もチェックしてマスキング抜けが無いようにしないと、白からやり直さなければなりませんから。(^。^;)

お尻の分割線もきれいに消えました。o(^-^)oニコ

プルプルたまご肌です。ルン(*’∪’*)ルン♪

ミク、完成しました。ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ


パールの透け塗装です。

初音ミクも可愛いですが、レーシングミクもとても可愛いです。

以上、レーシングミク 2013 ver.でした。