メガハウスから『ONE PIECE』 Portrait.Of.Pirates “LIMITED EDITION” ヴィンスモーク・ レイジュ Ver.02 です。
セクシーなお姉さん系ですね。大好物です。(*´m`)ムフフ
レイジュって……誰? ……サンジの姉なんですね。ほーなるほど。
……ってサンジって誰?
ちょっと検索と……
あー!知ってる知ってる!見た事ある。眉毛が。なるほどです。o(^-^)oニコ
すみません。ワンピースの事、然知りません。(;^_^A
良く見ると乳首の突起も確認出来ます。
メガハウスなかなか攻めた造型しますね。
(o’v’)p゚+。:.゚スバラシィ゚.:。+゚q
魅力的で魔改造向きな素体です。o(^-^)oニコ
早速分解しましょう。
分解しました。
おお! 反対側もちゃんとあるんですね。o(^-^)oニコ
ブラウス脱がしたら乳首あったりして。
ま、こうなりますね。(;^_^A
バリの除去もしっかり出来ており、綺麗に仕上げられています。
「6」?「9」? どっちっか知りません。(;^_^A
デカールで再現する事になるでしょう。
改造の前にもっとよく観察しておきましょう。
(o’v’)p゚+。:.゚スバラシィ゚.:。+゚q
良い眺めです。
むむ!? ちょっとマンにくはみ出してるやん!
ワンピースのキャラは過去にも魔改造していますが、みんな少しはみ出してます。(;^_^A
何これ?ケガでもしてるのでしょうか?
設定はともかく、パーツ分割されている事で改造に於いては大きなアドバンテージになります。
デカール作成の為にデータとして写真を撮っておきましょう。
PCに取り込みベクターデータに変換します。
胴体の改造に取り掛かります。
オッパイは一旦切り落します。
お腹周りを数ミリ細く削ります。
経中やお腹は肉抜きがされています。
パテを中に充填するとなるとかなりの量になります。
そういう場合は、パテを薄く延ばし穴に被せて蓋をして空洞のままボディーラインを成形出来しま。
空気穴を開けてホットプレートで焼き先に蓋を硬化させます。
10数分程で硬化するので、残りのパテを使って肉増ししていきます。
パンツ脱がしちゃいます。o(^-^)oニコ
☆⌒v⌒v⌒ヾ(≧ω≦)ノヒャッホーィ♪
ま、こんなもんですけど。(;^_^A
接着剤のカスを取り除いて綺麗にします。
パーティングラインやデコボコを均して美肌にします。
もう少し開脚させましょう。 (・ω・*)ヌフフ
からの……
これっす。o(^-^)oニコ
脚を動かないようにアルミテープで固定します。
脚の付け根部分にアクリルレジンを流し込んで接着します。
(≧ω≦)b OK!!
脚のポーズ変えはアウトラインの調整に手間が掛かります。
お尻は完全に改めないといけません。
開脚に伴い上半身の前傾が増したのでお腹や腰のラインも調整します。
腕の作業に取り掛かります。
右腕は金属の芯が入っています。
ブラウスの袖は素肌化するので上腕はパテで造形し直します。
エポパテ棒を取り出して。
溝を掘り。
金属棒を溝にはめて連結します。
状態は元の形とだいぶ変化しています。
試しに元のポーズと同じ場所に手を添えてみます。
全然合いませんね。(;^_^A
開脚と前傾によってだいぶ距離が変わってしまったようです。
右腕はポーズ変えたほうがいいみたいです。(;^_^A
左腕はどうでしょう?
案外このままでもいけそうですが……
ブラウスは素肌化するので上腕はエポパテ棒から作り直して、ついでに少し角度を変えます。
アルミテープで仮止めして。
アクリルレジンでくっ付けます。
このままでは強度不足で作業中に折れてしまいそうで怖いです。
先に接着部分をパテで覆います。
すぐさまホットプレートで焼きます。
数分で反応が始まり、10分もすれば半硬化状態になります。
練ってから反応が始まるまでの時間をポットライフといってその間はパテも柔らかく形も盛り付けも自在に行えます。
同じ練りから用意したパテですが、こちらの残ったパテはまだポットライフです。
接着部分はパテで補強され折れる心配は無いので残ったパテでアウトラインを成形していきます。
腕を身体に仮止めしてみます。
なかなかセクシーな感じでイイです。o(^-^)oニコ
手はそのまま使えるでしょう。o(^-^)oニコ
アクリルレジンで接着します。
続いて上腕を成形していきます。
筋肉の動きを考慮して造形していきます。
右腕は完全に新造します。
エポパテ棒で予め作った腕を肩に取り付けます。
手はお尻にまわしている感じです。
細かな調整は腕のアウトラインを出しながら行います。長さや向きはいくらでも調整が出来ます。
左右のバランスを考慮して太さを調整していきます。
ちょっと上腕が長いですね。これくらい詰めたほうがイイでしょう。
切って詰めるのでは手間が掛かので、こういう時は肘で調整います。
肘から前腕に掛けて削り飛ばしました。
後は前腕にパテを盛り足せばOK。いくらでも調整出来ます。o(^-^)oニコ
太腿の太さが気になります。
右脚は素肌なので問題ないのですが、反対の脚には包帯が巻かれていて簡単に増減が出来ません。ともかく調整です。一旦削ってしまいましょう。
包帯のディテールを再現せねばなりません。
PVCのこのパーツは細かな加工がし難いです。
なんとかダイヤモンドビットで入れてみましたが……イマイチです。(;^_^A
周辺と感じが違います。PVCはやり難いです。(;^_^A
パテで何とかします。
パテはPVCの素地にするのが原則です。
まずは塗料をシンナーで落とします。
続いてエポパテに少量の水を加えてスラリー状にします。
筆で塗りつけます。
(≧ω≦)b OK!!
イイ感じです。o(^-^)oニコ
だいたいのアウトラインは出来ました。
右手がまだです。
右手を作りましょう。
お尻に離型処理をします。ワックス……は止めましょう。
PVA+ワックスの離型は密着が強いので剥がす際に折れそうで怖いです。
ラップにします。
マスキングテープで皺が出来ないようにピンと張ります。
その上からエポパテを盛ります。
こんな感じです。一先ずはグローブのような形で、硬化後に削って成形していきます。
とはいっても右腕はボディーと完全に繋がっているので、このままでは成形どころかラップも引き抜けません。
肘の上から切断します。
線の前後にシアノンパテでマーカーを打ちます。
離型をしたらポリパテを半面だけ盛ります。
硬化したら割れないように慎重に剥がします。ギプスが出来ました。
線に沿って切断します。
硬化した手もお尻から剥がします。
続いて腕の断面に差し込み穴の加工をします。
丸はクルクル回ってしまうので不可。角が合って回らないのが良いです。
これでイイでしょう。
内部に離型をしてパテを詰め込み先に硬化させます。
硬化したら一旦引き抜き、差し込みダボとして機能するようにします。
ギプスをはめます。
前腕の断面に窪みを掘って少量のアクリルレジンを入れたら速やかにギプスにはめて固定します。
数分で実用強度に達します。
ハイ出来あがりです。o(^-^)oニコ
差し込みダボが前腕に接着出来ました。
前腕を分離加工し手の造型を進め塗装も別々に行い、その後接着、合わせ目を消すのです。
その前に……
ノコで切断した腕には刃の厚みだけ隙間が生じます。
隙間を埋めます。
一見するとくっ付いてしまったかのようですが……
大丈夫、分離出来ます。o(^-^)oニコ
手の造型は最も手間のかかる作業です。
今回は片手だけなので反対の手とタッチを揃える必要があります。
ε=( ̄。 ̄;)フゥ
こんな感じです。o(^-^)oニコ
お尻をグイッと広げている感じですね。o(^-^)oニコ
手の新規製作に手間が掛かる一番の理由が、指の表情作りに加え爪の造型です。
今回は1/7であることと片手だけなので、比較的楽でしたね。(;^_^A
左腕がこんな状態だと塗装が出来ません。
右腕同様、分離加工が必要です。
分離する場所は何処でもいいわけではなく適切な場所を選ばないとかえって手間を増やすことになります。
例えば上腕の中ほど。
塗装後に接着し、合わせ目を消すわけですが、この場合上腕の全周を補修せねばなりません。
見難い、ツールが届き難い、塗料が届き難い。これではストレスになるだけです。
一方で。
こちらは腋の下で分離する場合。
当然補修は必要になりますが。
背中側には、「お肉の谷間」があります。このような場所は補修の必要がありません。
従って補修範囲が全周の半分ほどで済むわけです。o(^-^)oニコ
見難い、ツールが届き難い、塗料が届き難いのは何処で分離してもさほど変わりませんが、補修範囲が少ない事が重要なのです。
肘にも「お肉の谷間」が出来るのでアリです。o(^-^)oニコ
では早速分離加工に入ります。
カットラインを引いて前後に印を付けマーカーの当たりをとります。
シアノンパテでマーカーを打ち、出っ張りが出来ました。
離型をしたらギプスを作ります。
ポリエステルパテです。硬化しても柔軟性の残る特殊なタイプです。
パレットの取り出し、少量のスチレンモノマーを混ぜて緩くします。
硬化剤を混ぜ手早く混合したら……
腕の半面にだけ乗せます。
出来あがったポリパテギプスです。
シアノンパテのマーカーがしっかりトレースされています。
これで切断しても元に戻せるのです。
レイジュはなかなか立派なオッパイの持ち主ですね。ワクワクします。o(^-^)oニコ
しかし、大きいと左右の形を揃えるのに苦労します。(;^_^A
概ねボディーラインが出来ました。
開脚増し増しです。
お尻をグイッと広げてる感じです。
爪のモールドを入れます。
今回は片手だけなので楽です。(;^_^A
パテに水を加えてスラリー状にします。通称泥パテです。
水と混ざるエポパテでないとできないテクニックです。
硬化後の物性に違いはありません。
これをつまようじの先端に少量取り。
乳輪にランダムに乗せブツブツを表現します。
乳頭の凹みや乳輪のブツブツでリアルな感じに仕上げます。
余った泥パテはピンホールの補修に使います。
サーフェーサーが吹き終わり下地処理が終わりました。
フレッシュを決めた両腕。
足首は細く金属などの芯も入っていない為、自重で曲がりが生じる可能性があります。
ラッカー系は曲げに弱いので下地のサーフェイサーは吹かず、PVC素地にVカラーを使ってホワイトにします。
Vカラーは曲げに追従するので、細く曲がる可能性のある場所に適しています。
フレッシュを吹き終わり艶消しまで済みました。
足首はVカラークリアを混ぜたフレッシュで色付けしています。
爪にエナメルクリアパールを筆塗りして一先ず完了です。
太腿の包帯を塗装します。
ホワイトの下地に艶消しを吹きます。
艶消し塗料にはガラスの微粒子が含まれており表面がザラザラになる事で乱反射が起き艶が出なくなります。
その表面コンディションがウェザリングに適しています。
ソフトパステルを使って「汚し」で調子を付けていきます。
仕上げにもう一度艶消しを吹いてコーティングします。
十分に乾燥したら腕の接続です。
接続面のマスキングを剥がします。
接着は瞬間接着剤を使用します。
瞬間接着剤で付けます。
合わせ目をパテで埋めます。
ペーパーで表面を綺麗にしていきます。
周囲はすでに完成しているので細心の注意を払って扱わねばなりません。
ラテックス製の指サックをしティッシュで覆って、決して素手で触れることの無い様にします。
均し終えた接続箇所。
続いてサーフェーサーを吹きます。
吹き散らさないように注意しながら行います。
フレッシュ、ホワイト、フレッシュ、ホワイト……、少しづつ周囲と馴染ませていきます。
艶消しをして出来あがりです。o(^-^)oニコ
組立に取り掛かります。
脚、付けて。
顔付けて。
ヴィンスモーク・ レイジュ 完成です。☆⌒v⌒v⌒ヾ(≧ω≦)ノヒャッホーィ♪
後ろからはモロ見えなのでモザです。(;^_^A
左手は未加工ですがイイ感じに落ち着きました。o(^-^)oニコ
こういう格好するともう片方の手はどうしてもこうなっちゃいますね。(;^_^A
次は是非とも両手でグイーっと。o(^-^)oニコ
以上、ONE PIECE ヴィンスモーク・ レイジュ Ver.02 でした。