コトブキヤの偽物語 忍野忍です。
ちなみに・・・
はいてます。o(^-^)oニコ
それでは分解します。
頭部はコンパチ仕様なので、デフォで外れます。(^-^)//””パチパチ
別パーツはとても作業しやすいのでイイです。ただ、少々きついのが気になります。
忍は小さいのでこの様にケトルにぶっ込めます。o(^-^)oニコ
本体よりも装飾で巨大化したフィギュアは入れるのに苦労します。
左腕のリング、リング自体に分割線は無く腕も体と一体で成形されています。
作業の事を考えれば当然外す必要があります。
どちらも軟質樹脂製な為、十分に温め柔らかくすれば・・・
簡単に外せます。o(^-^)oニコ
この様に閉脚ぎみの場合、左右どちらかを外します。
忍は左脚が台座と固定されているタイプなので、反対の右脚を外します。
脚には量産品特有の凹凸が随所に見られ、改造にあたってはこういった”うねり”をスベスベのたまご肌にしなくてはなりません。(`ω´)キリッ
1/8と小さく、硬質製なので作業は容易でしょう。
分解しました。
うるうるの瞳、とてもカワユイです。
汚れてはいけないので、ジッパー式のビニールに入れてしばし保管です。
成形上やむを得なかったのでしょう、右の肩から脇にかけて分割線がはっきり見えてます。
背後とはいえ何一つ隠すものがなく露出してしまっている辺りに成型技術の限界を感じてしまいます。( ̄~ ̄;) ウーン
分解は右足のみです。
スベスベたまご肌補修するには片脚ずつの方が断然やり易いので脚はいったん分解します。
さらに股間の造型も脚があるとないのでは全く違います。
右脚はある程度素肌化が進んだ段階で取り付けるようにしています。
その際、オリジナルと寸分違わぬ位置に戻せるかといえば、残念ながらそうではありません。
いったん分解してしまったものは少なからず誤差が出てしまいます。
ポーズによっては誤差の影響が出るものもあります。幸い忍には、その心配はなさそうです。o(^-^)oニコ
作業性を考え出来る限りばらしながら、誤差の影響を考えて出来る限りばらさない分解が必要になります。
ミュールは作業性を考えると、分解したほうがイイですね。
かわいらしいお尻です。(*´∀`*)ポッ
さすがは8歳・・・598歳です。(;^_^A
カワユイとはいえ忍ばかりフィギュア化されて、是非ともキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードもお願いします。(m。_。)m オネガイシマス
下半身をくっつけてしまいましょう。
ワンピースのスカートはボディーラインを形成していますが、中のピンクのスカートは素肌化には無用ですので取り除きます。
ただし、例によって隙間トラップが予想されます。
ピンクのスカートを付けた状態で、ダボ穴を再構築します。
ポリパテによって”ダボ止め”が出来たのでこれ以上奥に入ることはありません。
また、”合い”良くなります。
ワンピースとお尻の間に僅かに隙間が開いているのが分かります。
続いて不要な部分を切り落とします。
”ダボ止め”の際充填したパテが露出してきてしまいました。(;^_^A
素材の入り乱れた場所やパーツが多く集まる場所はアクリルレジンで一体にしてしまいます。
最終的なボディーラインより、一回り細く削ってパテ代を確保します。
右脚は作業性を考慮して、しばらくは未接着になります。
ダボとダボ穴はぴったりと合っていることはなく、その周囲で位置を安定させています。
一回り小さくなったお尻の影響で右脚の取り付けが不安定になります。
予めダボ穴をダボにジャストフィットするようにします。
ダボ穴の内壁にパテがせりあがって、”R”の文字がトレースされています。
それだけ隙間が開いていたということになります。
右腕、右脚はまだくっ付けていません。
とりあえずパテを荒盛りし全体のイメージを掴み易くします。
右脚付け根、鼠蹊部はまた別の加工が必要になります。
ひとまず置いといて・・・と
あらかたボディーラインが見えてきたところで、気になる部分を修正していきます。
背中です。
肩甲骨周辺や背骨の溝。もっとも髪の毛で大半が隠れてしまいますけど・・・(;^_^A
彫刻刀で掘ったような溝です。(;^_^A
超硬ビットでがっつり削り・・・
もう少しゆるやかな溝にします。
盛りあがりすぎで間隔の狭い肩甲骨も一緒に削ります。
ダイヤモンドバーに変えて、いったん全体的に均してみます。
ビットを変えて溝を掘ります。
背骨の溝は、ちょうどおへその裏側辺りが最も深くなります。
仙骨があるのでお尻の割れ目と繋がることもありません。
徐々に浅くなり、肩甲骨の間は”溝”というより”谷”になります。
肩甲骨を抜けると谷間から胸椎、脊椎が隆起してきます。アップの髪型の場合は綺麗なうなじを再現できます。
肩甲骨もあっさり造られていることが多い場所です。
肩甲骨上部には肩甲棘と呼ばれる、鎖骨につながる少し出っ張った部分があります。
中央を少しくぼませて、ちょっと傾いた”く”の字になるようにして隆起させます。
続いて前側も調整しましょう。
左腕は一体なので、注意しなければいけません。ダイヤモンドバーといっても、ヒットすればえぐれるほど削れてしまいます。
さすがに脇の下までは無理ですね。(;^_^A
右腕も、今はまだ楽に作業も出来ますが、くっつけてしまえば、とたんに作業性が悪くなります。
腕や脚にはいつも苦労させられます。常に作業しやすいポーズばかりではありませんから。
出来ればダヴィンチの
こんなポーズが理想です。(^。^;)
オッパイの前に、”胸部”を作ります。
胸元の2箇所の凹みは、空気の膨張によってプく―っと膨れ上がったものです。
内部で”巣”になっているので、深めに削りアルテコパテで漏れを塞いで改めてパテで補修します。
腹筋に縦割れの溝を入れます。
みぞおち付近を深く鋭く入れ、だんだんとトーンダウンしておへそに繋げます。
横割れは注意が必要です。(`ω´)キリッ
横割れはジェイソン・ボーヒーズやキャミィのように鍛え抜かれた腹筋にしか現れないといってよいでしょう。
#120で均してみます。
だいぶアウトラインが見えてきました。
背中BEFORE。
背中AFTER。
ここから、さらに調整を繰り返していきます。
右脚に取り掛かります。
PVA処理後ワックスを塗ります。
エポパテを盛り付けました。
しばらくは、可能な限りこの状態で作業していきます。
パテがだいぶ余ってしまいました。(;^_^A
もったいないので、ついでにオッパイを作ってしまいましょう。o(^-^)oニコ
ヘラで、こうして・・・と。
・・・
まったく減っていません・・・
忍なので。 こんなもんです。(;^_^A
やはりこの状態では、これくらいが限度です。
今は密着して、この様にくっついている右脚も、事前に離型処理がされているので・・・
ちょっと力を加えると、パキっと簡単に取れます。
付いた状態では届きにくかった、あんな所やこんな所が作業しやすくなります。 (・ω・*)ヌフフ
一通り作業し終えたら、本付けしてしまいましょう。
接着にはタルクを混ぜ粘度を増したアルテコを使い、しっかりとくっつけます。
あふれてはみ出してこない程度に、少なすぎず、多過ぎず。
くっついたら、合わせ目に沿って溝を掘ります。
この溝に、今度はタルクを混ぜずにアルテコを流しこみます。粘性が低いので割れ目に吸い込まれていきます。
これを”外堀接着”と呼んでいます。接合は外側ほど剛性が高まります。
溝は周囲と同じエポパテで充填します。
硬さの違いが無いので綺麗に均す事が出来ます。さらに忍の脚は硬質樹脂製なのも好都合です。
ただ今、塗装中です。
右腕はポーズの兼ね合いから後付けにしました。
接続周辺の塗装を済ませ、接着して、合わせ目を消していきます。
イイ感じです。o(^-^)oニコ
塗装はあっという間に終了します。忍なので・・・
組立もミュールくらいなので簡単です。
マスキングを剥がしてと・・・
(≧ω≦)b OK!!
リングをはめれば完成です。
温め柔らかくして外したので、同様に元に戻すだけです。
あ、あれ!?
PVC製ではないのかな?ピンセットでつまんだ跡がくっきり残り消えません。
これ、たぶん切れます。形も歪んだまま元に戻りません。
PVC製なら歪みも凹みも温めれば元に戻るはずですが、もしかしてABSだったのかな?
温めれば柔らかくなるのはABSも同じですが、形状は回復しません。(;´д`)トホホ
仕方ないので、新調しましょう。
塩化ビニルのシートをドーナツ状にカットします。
これを加工して・・・
ε=( ̄。 ̄;)フゥ
こんな感じです。
こちらはPVC製なので取り付けは簡単です。
専用の塗料で色付けすれば、問題無しです。
忍、完成です。ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ
両手は柔軟性のある塗料なので、ドーナツも箱もへっちゃらです。
腕輪も遜色ありませんね。
こんなに小さくても温めれて広げれば簡単にはめられます。
オッパイは・・・8歳、598歳ということなので、こんなもんです。(;^_^A
もちろん、ジト目フェイスにも交換出来ます。
意外とセクシーなお尻と艶めかしい御御足です。(*´m`)ムフフ
忍「どうじゃ、儂のロリま○こは」
以上、偽物語 忍野忍でした。