オーディンスフィア ベルベット

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今は亡き「YAMATO」から、オーディンスフィア ベルベットです。
まさに、名品と呼ぶにふさわしいフィギュアです。
原型師BUBBA氏に敬意を払いつつ早速分解します。


キャストオフ仕様なので胸から下がデフォで分離出来ます。
先ずは頭部を分離します。

ステンレスピックで慎重に剥がしていきます。

予め、熱湯に浸して柔らかくしてあります。
うっかり顔にヒットしようものなら、もう泣くしかありません。とにかく頭部を分離するまでは気が抜けません!

首の周囲を剥がし終え、ダボの分離です。


あっさり腕が分離出来ました。o(^-^)oニコ
こういうこともあります。

ε=( ̄。 ̄;)フゥ

慎重な作業だったので、途中の撮影ができませんでした。
熱湯に浸しては、ピックで剥離し、浸しては剥離を繰り返します。
多くの場合、ダボの全面が接着されているわけではありません。
ベルベットも側面の接着は比較的甘く底まで到達出来れば後はてこの原理でポコっと取れます。

分解ツールです。

これだけです。
2本のピックはステンレス製。先端はそれぞれ形が違います。

電気ケトルです。
小さなパーツはプライヤーで挟んで浸します。

続いて、脚です。

ケトルの中に放り込みます。

ピックで周囲を剥離していきます。
ギリギリまで接着してあります。

o(^-^)oニコ

あっさり分離出来ました。
どちらも軟質樹脂製ですが、おそらく下肢には鉄芯が入っているのでしょう。
こういうこともあります。

分解できました。ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ

ベルベット、とてもいい子です。o(^-^)oニコ

綺麗なお顔ですね。原型といい、塗りといい、素晴らしいです。

ボディラインは裸も同然です。

黒いだけでまるっきりオッパイです。しかもピンコ立ちです。(*´m`)ムフフ
全裸化するので上腕も素肌化します。
腕リングはあったほうがイイかもです。作業性も向上します。

下半身は一体です。

珍しい構造です。
パンツは別パーツになっていて鼠蹊部で両足を接続する構造がほとんどですがベルベットは一体です。

キャストオフ仕様のスカートは何とか生かしたいところです。

これ、一体成型です。
全裸化してしまうと当然ながら付けられなくなってしまいます。
黒の帯はエンドレスでバックルの様なものがありません。
あればPanty&Stocking with Garterbelt パンティのようにそこから分割出来ますが無理そうです。(´・ω・`)ガッカリ…

パンツのモールドを削り落しました。


微妙なラインはPVC素地では造型し難いのでお尻の割れ目や股間、ドテ周辺は深めに削り込み改めてパテで再建します。
ついでに量産品特有のパーティングラインもきれいに均します。

真鍮2mm角棒を芯に腕を別パーツ化しました。


これで中間を再建すれば、腕の素肌化の出来あがりです。

小ぶりなオッパイも良かったのですがちょっと盛ってみました。


ちょっとのつもりがいつの間にか大盛りになってしまいました。(^。^;)
まだバランスが悪いです。

腕は別パーツ化しました。

四角棒は向きが特定できるので重宝します。

胸を調整しアクセサリー製作を始めました。

ニップルチェーンです。
取り合えず仮の乳首を樹脂粘土で作りはめてみました。

ベルベットはスケール1/7くらいだと思いますが極小チェーンでもピッチが大きく野暮ったい感じがします。
仕方がないのでフェイクですがチェーンを作りました。
ワイヤー製なので揺れたりしません。自然なアーチを描くように曲げてあります。

ニップルリングはもう少し大きいほうがイイかもです。

ビーズが大きすぎてリングが浮いてしまします。
手元にある最小のビーズでは話になりません。早速極小ビーズを手配しました。
乳首がピンコ立ちしているので落ちることはなさそうです。o(^-^)oニコ
オッパイの飾りとくれば当然あっちの方も飾り付けなくてはなりません。( ー`дー´)キリッ

ベルベットの続きです。

概ねボディーラインが完成しました。
オ○○コはまだツルツルです。(^。^;)
オッパイは大盛りしました。乳首もピンコ立ちです。

胸元の赤いのも薄く柔らかいのでオッパイになじんでくれます。


乳輪にはぽつぽつを入れています。

アクセサリーも出来ました。

やはり自然なアーチを描くチェーンを採用しました。
これはこれでイイかもです。

ニップルクリップです。
乳首をC字リングで挟んでいます。
大事なちくびにキズが付いてはいけないので、Cリングの両端は樹脂でボールエンドにしてあります。
ピンセット必須です!

オッパイのアクセサリーがあれば当然あっちの方もオシャレしなくてはなりません。


アナルにズブッとささっています。

前は・・・

まだオ○○コが出来ていないのでこんな状態です。
C字クリップで、ビラビラを挟んじゃいます。ラビアクリップです。

ニップルクリップは物理的に固定していますが下のアクセサリーはそうもいきません。
この様な装備品は基本的ににキャストオフを前提に製作します。
外した時も自然にしたいので穴や突起は付けたくありません。

腰ベルトはすべて真鍮製、もしくはメッキ製です。銀色のリングのみ鉄製です。
ベルベットの腰骨の辺りにネオジムを埋め込み磁力により鉄製のリングのみがくっつきます。
当然反対側にも埋め込んであります。
ベルトは輪にすると取付ができなくなるのでどこかで取り外しができるようにしなければいけません。

リングの構成は左右対称ですが一部カギ状にフックを付け取り外しができるようにしてあります。

塗装に入ります。
先ずは腕から。

クリア系の塗料です。とても薄いので5、6回は塗らないと発色しません。
筋肉の凹凸に沿って塗っていきます。
シャドウもハイライトもありません。これ一色です。すべて濃淡で表現します。
ε=( ̄。 ̄;)フゥ腕はそんなに大変じゃありません。
次はボディーです。
面積もあり起伏も激しいので時間がかかります。
ホコリとの戦いでもあります。
こういった奥まった場所はなかなか塗料が入っていきません。


この様な谷間から塗っていきます。

これから全体の塗装になります。ε=( ̄。 ̄;)フゥ

濃淡のみで立体感を強調させます。
別々に塗った腕と色の調整をします。

仮組みしながらなじませていきます。
・・・
・・

完成しました。ε=( ̄。 ̄;)フゥ

腕の合わせ目はパテ処理せずに金の腕リングを付けました。

大盛りに加えピンコ立ちです。
アクセサリーもこんな感じです。

付けてみましょう。

ベルベットは金色がよく似合います。o(^-^)oニコ
アクセサリの装着は、ものすごく大変です。(^。^;)
ニップルリングの装着は難易度★★といったところです。
乳首には僅かですがボールエンドが収まるように凹みがあります。そこにはまれば先ず外れる事はありません。

こっちは難易度★★★★★です!

ネオジムのお陰ですぐに吸いつきます。
フックは右腰に持ってきた方が飾った時にも見えなくてイイかもです。
フックをかけてベルトにするのはそう難しいことではありませんが・・・

アナルプラグ。(一部モザイクをかけています(^。^;))

これはピンセットで摘まみアナルにあてがえれば、あとはグイッと差し込むだけです。
0.3mmステンレス線の先端は丸く加工してあります。

ラビアリング。
ちょっと場所が場所なだけにお見せできませんが左のビラビラを挟んでいます。
右ビラは僅かに肉厚のようで、上手く挟めません。
クリさやなら挟めるのでクリトリスリングにも早変わりです。o(^-^)oニコ
リング自体は0.3mmのステンレス線をC字に加工し両端を樹脂でボールエンドにしてあります。
ピンセット必須の作業です。

以上、オーディンスフィア ベルベットでした。