シャイニング・ハーツローナ

コトブキヤのシャイニング・ハーツローナです。
ドジっ子ローナがカッコよく決まってます。

実はローナの事、あまり知りません。(;^_^A

カワイイ要素詰め込みすぎです。(;^_^A

ケモノ耳とかモフモフとか・・・メイド服にドジっ子・・・可愛すぎです。o(^-^)oﾆｺ

ちょっとセクシーな感じもイイです。o(^-^)oﾆｺ

☆⌒v⌒v⌒ヾ(≧ω≦)ﾉﾋｬｯﾎｰｨ♪　見える場所を用意してくれている辺りグッジョブです。(^-^)//””ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

早速分解しましょう。

分解しました。

うるうるの瞳が可愛らしいです。o(^-^)oﾆｺ

頭部の構造で作業の進め方がだいぶ変わります。
ローナの場合、顔が顎のラインで分割されている改造に最も適したタイプです。

首が、顔と後ろ髪を接続する”入れ子”を兼ねています。
これで肩から首にかけて一気に素肌化出来るわけです。ローナ、イイ娘です。o(^-^)oﾆｺ

胴体はほとんどボディーラインが見えません。

これはなかなかの強敵です。

胸元のあみあみは”かわいいローナ”のセクシーな部分です。

チュールの演出がたいへん効果的です。(^-^)//””ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

右手は、エプロンの中で掴んでいるので・・・

・・・

ですよねー。
イイ感じの手を新造しなければなりませんね。(;^_^A　ローナ、なかなかの強敵です。

尻尾の接続も考えないといけませんね。

意外と重いです。
だいたい尻尾の娘って生え際ってどうなってるの？　あまりリアル過ぎてもイヤだし、唐突に生えているのもねー。

ローナといえばこれです。( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ

まったくTony氏、天才です。(^-^)//””ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

それでいてこんなの忍ばせているんですから。

なんて素晴らしいんでしょう。

キャストオフ等の仕様は無いので本来スカート脱がせません。

パンツは下から覗くものなので、お尻ちょっとちっちゃめです。(;^_^A
もっとプリップリにしてあげましょう。(*´ｍ｀)ﾑﾌﾌ

チュールのあみあみはたいへん結構ですが、どうもシームの処理が・・・荒いっす！

量産品ので仕方ないとはいえ、こことっても大事な部分です。
ガレージキットの完成品にみられる網タイツのシームには遠く及びません。何とかしたいところです。

脚をもう少し細かくします。
改造は首から太腿までとキャットガーター以降の脚に分けられます。
別パーツ構造である事は容易に想像できますので、今後の作業性も考慮してばらした方がイイでしょう。
脚は硬質製なので少々厄介です。

ε=(￣。￣;)フゥ
何とか外せました。
ガーターはこんな有様です。(;^_^A

内腿側で切り、先に脚から外す事で脚の差し込みの構造が確認できます。
スパッと切ってしまえば元に戻すのは造作もありません。

あみあみはいりません。切って脱がせます。

生脚もイイなー。(*´ｍ｀)ﾑﾌﾌ

ブーツを脱がせるにも双方硬質樹脂製です。
経験上、硬質同士の分解は不可能です。
基本的に素肌部分は素肌パーツだけでまとめるのが鉄則です。何としても分離させるのです。
ブーツのちょっと上、素肌の部分でぶった切ります。
いきなりぶった切れないので、カットラインを挟んで両側にシアノンパテで幾つかの小さな出っ張りを作ります。
これを”マーカーを打つ”といいます。

数と配置を変えてユニークにします。

この上にポリパテを盛りますが、硬質樹脂には意外と食いつくのでしっかり離型をします。

先にPVAを塗ります。乾くとフィルム状の強力な皮膜になりシンナーでも溶けません。
乾いたら、ワックスを塗ります。PVAとワックスのコンボならエポパテも離型出来ます。

内側外側にもっさりとパテを盛ります。剥がれる事が前提なので、センターラインオーバーは厳禁です。

硬化したら剥がします。
離型したとはいえ密着しているので無理やり剥がそうとするとパキっと折れてしまいます。
ポリパテはそんなに硬くないので。

ヒートガンで少し熱してPVAを緩くし浮かせるのがコツです。　過去何度もやっちまいましたから・・・

ギプスが出来たら、糸ノコでぶった切ります。

あぶないあぶない、ギリギリじゃん。こんなに攻める必要は無いんですけど。(;^_^A

ブーツの中の残骸を削り飛ばします。

かなり深いです。　こんなの絶対分解出来ません。

３ｍｍもあれば十分でしょう。
３ｘ３の真鍮角棒を新たな差し込みダボにします。

ぶった切った際にふくらはぎに数ミリの欠損部分が出来ます。
これをパテで再建します。

出来あがりです。o(^-^)oﾆｺ

ブーツを脱がす事が出来ました。素肌部分を独立させる事で作業性が大幅に向上します。

パテ盛りの下地を作る為、不要な部分を切り飛ばします。

こんな有様です。
ローナ、見えないのにカワイイおへそがちゃんと在ります。(^-^)//””ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
但しおへそに見とれてこのウエストラインを辿っても、たぶん変なボディーラインになっちゃいます。
成形上の厚みの兼ね合いのせいで服の下の素肌は細く小ぶりに作られています。
ボディーラインは服のアウトラインで出さなければなりません。

腕も素肌化します。

先に肩のモッコリしたところを切り飛ばします。
手をくっ付け直したら袖部分を削り素肌のアウトラインを出していきます。

差し込みダボが大きくて困ります。(;´д｀)トホホ
ボディーラインを出すには差し込み穴が邪魔です。

オッパイまで掛かっています。(;^_^A
困った・・・
・・・
別にこの腕にこだわる必要ないか・・・

ポーズはカッコいいので、手だけ移植して腕はエポパテ棒で新造します。
差し込みの構造も改めることにすればボディーラインが出し易くなります。

そうなればダボ穴はまったく不要になります。
もう一度ボディーを削り直します。

こんなんなっちゃいました。
もうオッパイだか何だか解りません。
ローナ、おっきいので少しでも芯があったほうがイイです。

スカスカの体を充填します。
少しくらいならアクリルレジンやエポパテで済みますが、これだけ大きいと用途が異なるので使えません。
そういう時はポリパテを使います。
安価で簡単に手に入り切削性も良い上、硬化が抜群に早いです。
マジスカは輸送費やら関税やら転送手数料やらでかなり高価だし、届くまでに数週間かかるし・・・(;´д｀)トホホ

PVCにはあまり食いつきが良くありません。収縮率も高いので硬化するとたぶん隙間が出来ます。

収縮して隙間ができても瞬間接着剤を流し込んでしっかり接着すれば問題無しです。o(^-^)oﾆｺ

ボディーラインがほぼ無い状態なので成形は難しいです。
先ずは胸郭が必要です。この際オッパイの事は後回しにしてツルペタからスタートしたほうがイイでしょう。

盛り1回目、これくらいにしていったん硬化させましょう。

何度か盛り足して荒削りしてみたところです。

肩が無いという事がこれほど難しいとは・・・(;^_^A
ローナ、なかなかの強敵です。

アウトラインもだいぶらしくなってきました。
右腕の新たなポーズも決まり細かな調整が出来る状態になりました。
手間が掛かる事になっても腕は分離加工する事にしましょう。

腕の始まる辺りで分割するのがイイです。
表面の均作業が腕全周の半分ほどで済むからです。
差し込みダボは真鍮角棒がイイです。丸棒だとくるくる回ってしまいますから。

ポリパテで作ったギプスを着せて腕を固定します。
角棒の接着はアクリルレジンを使います。
パウダーを穴に入れてレジンを数滴入れ手早くセットしなければいけません。なんせアクリルレジンンは物凄く早いので。

パウダーも入れ過ぎると溢れてしまい強力にくっ付いてしまいます。

ほどほどに入れつつ、角棒も接着出来るくらい。

まだ余裕があるので隙間をさらにレジンで充填します。

分割加工が出来ました。

ボディーラインの造形が格段にやり易くなる半面、両腕の塗装後接続というイレギュラーな製法が必要になります。

極小のノコ刃を使って指の成形をします。

ヤスリ感覚で使えます。V字の谷に効果的です。

概ねボディーラインが出ました。

右腕は完全新規。

おっぱいがムニューっとなってる感じです。

うーん、もうちょっと足した方がイイかな。(;^_^A
形は違っても、質量は同じでなければなりません。　これを乳質量保存の法則といいます。

決めすぎず柔らかすぎず・・・な感じで。

表情が豊かなので自然な感じが難しいです。(;^_^A

尻尾、すっかり忘れてました。　ローナは尻尾が大事ですから。
服から生えていたので当然差し込みを新規に設ける必要があります。
尻尾側も加工します。

10mmほど穴を掘り２ｘ２真鍮角棒をアクリルレジンでとめます。
このままでは根元が太すぎます。少し延長して細くしましょう。
ブリスターに戻して、尻尾の位置を確かめながら仙骨辺りに差し込みを作ります。

根元部分を細くする為にアウトラインを変更します。
その際に塗膜を削り落し素地を剥き出しにします。パテはPVCの素地に盛り付けるのが鉄則です。

塗装に取り掛かります。
太腿は網タイツにするので先行して色付けします。

フレッシュを決めてクリアーでコーティングしておきましょう。

腕は塗装後接続をします。爪も先に決めてしまいましょう。

いつものパールピンクです。

ボディーの色付けを済ませ腕を接続します。

右腕は特に問題無しです。

左腕はナイフをつけてからの方がイイかもしれません。

ナイフ、実は場所が決まっています。　エンドの形状が微妙に違います。

もう少しシャープにしましょう。

切っ先をちょっとカーブさせ刃を鋭く立たせます。
ついでにリペします。

これで接続出来ます。

気を付けて扱わないと引っかけて折れてしまいそうで怖い・・・
塗装後接続は時間が掛かります。パテがなかなか硬化してくれなもんで・・・

チュール、めちゃくちゃ難しいです。
手頃なプラ製のパイプを使って何度か練習して、イメージトレーニングして・・・
いざ本番！
・・・失敗・・・　クリアーコーティングしてあるので水でゴシゴシこすれば、ボンドも落とせます。　危ない危ない・・・

シームもイイ感じです。o(^-^)oﾆｺ
量産品の網タイツは縫ってるのでゴツくていけません。
チュール貼り、製法はほぼ確立しています。その方法も惜しげもなく公開してくれています。ほんと感謝感謝です。m(_ _)m ペコッ